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豊葦原(遙かなる時空の中で4)

とよあしはら

ネオロマンスゲーム『遙かなる時空の中で4』の舞台。元々は神々が住まう地だったが、人々が増え、争いの絶えぬ地。 白龍と白麒麟、歴史と伝承の項目にネタバレが含まれるので注意。
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豊葦原の代表的な地域や勢力

高千穂(たかちほ):常世の国の土雷レヴァンタが支配していました。阿蘇の遺跡『天鳥船(あまのとりふね)』に朱雀の磐座(いわくら)があります。

筑紫(ちくし):常世の国に支配されていますが、大伴道臣らの一党が抵抗を続けていました。磐座に白虎が眠っていました。

出雲(いずも):中つ国滅亡後は、常世の国の若雷・シャニが領主として支配しています。磐座には青龍が眠っています。

熊野(くまの):狭井君が有力な族と連絡をとって、密かに力を貯えていました。磐座には玄武が眠っています。また森深くには、遥か昔に中つ国と戦って負け、逃れてきた元・月読の一族土蜘蛛達が暮らしています。

橿原(かしはら):かつての中つ国の中心地で、王宮『橿原宮』があります。また室生(むろう)には麒麟の磐座が。


吉備(きび):布都彦の出身地。中つ国滅亡後は常世の国に支配されています。

河内(かわち):風早との恋愛が進むと、常世の国と中つ国残党との間で激戦が繰り広げられる場所。

葛城(かつらぎ):忍人の出身地。中つ国でも有力な族が治めていましたが、中つ国滅亡後は常世の国に支配されています。

高志(こし):橿原の北東にある勢力で、その地を治める一族の姓でもあります。中つ国滅亡後は常世の国に従っており、主人公との戦いで敗れた常世の国の兵の一部を保護しているようです。しかし、狭井君は密かに使者をやりとりしており、毛野と同じく主人公の結婚相手の候補として名前を挙げています。

毛野(けの):橿原の東方、鬼怒川流域一帯に大きな勢力を有しています(現代の関東地方周辺)。中つ国との国境では何度か小競り合いが起きたことも。中つ国が滅んで以降、常世の国に抵抗を続けています。狭井君が主人公の結婚相手の候補として名前を挙げたことも。

神々と神霊

龍神:中つ国で信仰されている神で、陽の側面である『白龍』と陰の側面である『黒龍』の二つに分かたれています。豊葦原の森羅万象を生み出す『龍脈』が具現化した強い力の神です。

白龍:かつて黒龍に滅ぼされそうになった人間に助力しようと宝玉を与えましたが、自らが選んだ少女(最初の神子)が黒龍との戦いののち、人々に省みられることなく消滅したのを見て、人は滅ぶべき存在ではないかと考えるようになります。人の性の善悪を問うため、自らの眷属たる白麒麟を豊葦原に遣わし、同じ歴史を繰り返して、その変換を眺めています。時空の狭間で眠りにつき、人の願いを聞くことはほとんどありません。人の性が悪であれば、世界を混沌に返そうとします。

黒龍:神々の住まう地であった豊葦原に人が増え、互いに争うのを見て、世界を滅ぼし混沌に返そうとしています。中つ国の伝承では、輝血の大蛇あるいは八岐大蛇と呼ばれており、遠い昔に最初の白龍の神子によって力を奪われたのち、常世の国で眠りについていました。中つ国では、大蛇は龍神の力で封印されているだけで、神子(姫)が龍神から心を移して誰かと恋に落ちると大蛇はよみがえると言われています。

禍日神(まがつひのかみ):黒い太陽の姿をした強大な穢れの神。常世の国を穢れで満たし荒廃させていく元凶です。一ノ姫の恋によって復活を果たした黒龍が、一ノ姫の力によって封じられ、殻で覆われた存在。

聖獣:強い力を持ち、龍に従う豊葦原の神々です。青龍朱雀白虎玄武麒麟の五つ存在し、それぞれの五行の『木・火・金・水・土』に相当しています。かつては磐座に祀られていましたが、人々が神の名を忘れてしまったため、主人公に協力するまで、人々を加護することはなくなっていました。最終的に麒麟が人になり、失われることで『四神』と呼ばれるようになります。

青龍:五行の木に相当し、東を守る、出雲の磐座にいる聖獣です。勇気を重んじ、他人に厳しい性格で、なかなか他人を認めません。酒好きな一面も。

朱雀:五行の火に相当し、南を守る、阿蘇(天鳥船)の磐座にいる聖獣です。優しさを重んじ、理知的な雰囲気を持っています。

白虎:五行の金に相当し、西を守る、筑紫の磐座にいる聖獣です。強さを重んじ、やや幼いものの力強い雰囲気を持っています。

玄武:五行の水に相当し、北を守る、熊野の磐座にいる聖獣です。賢さを重んじており、好奇心が旺盛で「なぜだ?」と問いを発することも。

白麒麟:五行の土に相当し、中央を守る、橿原の磐座にいる聖獣です。人当たりがよく、気高さを重んじます。


黒麒麟:強大な力を持つ闇の霊獣です。白麒麟と対をなす存在ですが、数は多く、群れを作って暮らしています。黒麒麟と戦い勝利すると、彼らを自由に従えることができ、アシュヴィンナーサティヤは、それぞれ自身の黒麒麟を従え、自由に呼び出すことができます。

豊葦原の歴史と伝承(ネタバレ)

『風早の書』の中で風早が主人公に伝えたように、豊葦原では非常に長い間同じ出来事が繰り返し起きていました。豊葦原で戦乱が起こって中つ国が滅び、ただひとり残された中つ国の二ノ姫が国を再興して豊葦原を平穏を取り戻す。数百年の平穏ののち、再び豊葦原に戦乱が起こって中つ国が滅び、ただひとり残された二ノ姫が再び中つ国を再興する。その歴史の繰り返すたびに世界は少しずつ変わり、その度に新たな既定伝承(アカシャ)が生まれ後世に伝わっていく…それが既定伝承アカシャなのです。しかし既定伝承は豊葦原の人々には忘れ去られてしまい、天鳥船の書庫に記録として残るほかは、のような特別な力を持つごく一部の人物しか知りえません。中つ国の建国前後のことだけが人々に伝承として残され、中つ国の再興と滅亡だけが数え切れないほど繰り返されていったのです。主人公たちが白龍の心の天秤を動かすことで、世界はようやく既定伝承の呪縛から解き放たれ、新たな歴史を刻むようになります。

関連タグ

龍神の神子 白龍の神子 八葉 日向の一族 月読の一族 土蜘蛛 星の一族 狗奴の一族

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