一ノ姫
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いちのひめ
『遙かなる時空の中で4』の登場人物。主人公・千尋の姉。
恋の為に国を捨てて出奔したとされていたが、本当は前女王である母親が、常世の国との約束(龍神の力で、荒廃した常世の国を救う代わりに、日向の一族を討伐しなさい)を破り(前女王は最初から常世の国を救う気はサラサラなかったし、常世の国が日向の一族を討伐できるとは思っていなかった)、その上、中つ国と常世の国を繋ぐ唯一の道『黄泉比良坂』を大岩で塞ぎ、行き来出来ないようにしようとしたため、それに反発、常世の国との約束を守り救うため、羽張彦と柊と共に、常世の国に行き、黒龍と戦い、辛うじて力の命を封じましたが、力を使い果たし、羽張彦と共に命を落としてしまったのです。
要するに、女王としての責任を果たそうとしなかった不誠実な母親の尻拭いのために、命を落としてしまったのです。
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おにいちゃんとおねえちゃん、おとうとといもうと。
過去に出した遙かなる時空の中で4の羽張彦と一ノ姫、布都彦と千尋それぞれのお話です。最初の羽一は弟と妹自慢、布千の話は柊も含めて羽張彦と一ノ姫の思い出を語りながらのものです。 布千は基本的に切ない話が多くなりがちですが、この話はわりと楽しく書いた記憶です。 遙か二十年祭二日間ありがとうございました!とっても楽しかったです、ということで過去の原稿を再掲しました。18,282文字pixiv小説作品