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中つ国の重臣。岩長姫とは古くからの友人関係。

審神者(さにわ)の君とも呼ばれ、国の滅亡後、逃げ延びた故国の勢力を熊野で取り纏めていた。気品のある老婦人で、理知的な合理主義者。


星の一族なようだが、神子に仕えるというより中つ国そのものに政治家として仕えており、主人公の意に添わぬこと(悲しむこと、怒りを感じること)も平気で実行する。主人公(中つ国の王となるべき姫)が身分の低い者(八葉)と恋をすること(姫の個人的な感情)を許さず、彼らを戦死するように仕向けたり、愛の無い政略結婚をさせようとする(他国の身分ある人物を二人ほど候補者として決めてある)。


神子様第一主義の各シリーズの星の一族の面々とはだいぶ印象の違う人物。


プロフィール編集

年齢60~70代
身長158cm
誕生日8月15日(しし座)
血液型A型
キャスト野沢由香里
象徴物山百合
イメージカラー梅紫














星の一族の設定ゆえの矛盾点編集

星の一族出身で中つ国での地位を上り詰めたが、それなのに常世の国に国を滅ぼされる未来を阻止出来なかった(前女王へ、常世の国との約束は守りなさい。もしくは出来ない約束をしてはなりません。そうしないと中つ国が滅ぶ未来に繋がるなどの助言)のに、相変わらず中つ国で強い立場を持ち続けているというある意味謎が多い人物(幼少期に龍神の声が聞こえないと言った二ノ姫は、母親である前女王からも仕える者たちからも冷遇されているので、力を持つことが前提の家柄の者が力を持たない場合は冷遇される国であることがわかるから)


初代龍神の神子を救えなかったと月読の一族は彼女を見殺しにした中つ国と戦い国を捨てたが、彼らの方が神子に対して誠実である。


ゲーム本編では彼女が星の一族の能力を使っている描写はほとんどなく(設定資料集に書いてあるだけ。祭壇のある部屋にいる描写があるだけ。黒龍に呪詛を仕掛けたエピソードはあるが、呪詛に星の一族の能力は関係ない)、していることは次期女王になってもらわないと困るからと主人公の恋の邪魔(相手の情報も星の一族の力で知ったのではなく、偵察をさせている部下からの報告。)のみなため、星の一族出身という設定は全く活かせていない。


星の一族でも力を持たない者も多くいるので(例:遙か2紫姫の祖母、遙か3の二章に登場する嵐山に移り住んだ星の一族の女性など)、彼女も星の一族の出身なだけで、現在と未来を視る力は持っていなかったのかもしれない。


本当は龍神の声も聞こえないし、力も使えない前女王に仕えていて、前女王が龍神の神子ではないと気づいていなかったようなのと(さらに龍神の力使えない前女王が、未来の白龍の神子である二ノ姫見た目と巫力の低さから忌み嫌ってるのをたしなめた様子がないことから、誰が龍神に愛されているか気づいていない)、は星の一族の力で気づいていたアカシャによる真実も気づいていなかったようなので、狭井君が星の一族出身なだけで星の一族の力は持っていないという可能性は大いにあり得る。

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