主人公の逆向春助と周囲の人々を描いた青春群像劇で、エロ・グロ・スラップスティックなど、代表作「がきデカ」(秋田書店)へ繋がる作風を確立した。
1972年、「マンガストーリー」(双葉社)7月22日号に読み切りとして「ぜんまい仕掛けのまくわうり」が掲載され好評だった。以降、山上はギャグ漫画を中心に描くようになる。
「別冊マンガストーリー」(双葉社) 9月16日号に「怪談ボタン灯篭」が掲載され、以後、本誌と別冊で交互に掲載される。
第5話の「日本春歌考」から正式に連載となった。別冊の廃刊後は本誌での隔週連載となる。
1974年、3月9日号で最終回を迎えた。