概要
アニメ『花咲くいろは』の舞台となる、石川県の湯乃鷺温泉(湯涌温泉をモデルにした架空の温泉地)にある旅館。主人公松前緒花が母方の祖母である女将四十万スイの元で暮らすにあたり仲居として働くことになった。
女将であるスイが猛烈なアタックをした上で結ばれた夫と共に立ち上げた旅館で、名の由来は「スイ(翆)が喜ぶような旅館」という意味である。
50年以上してる老舗旅館であり売上も良かったのだが11話にて旅館雑誌での評価により悪評が書かれてしまい予約のキャンセルが立て続けに起きてしまう事態が発生。16.17話では、詐欺に合い多額の損害賠償等経営困難に陥る事態になっている。
物語の最後ではスイの判断で閉めることとなったが、後日談の小説『花咲くいろは~いつか咲く場所~』で緒花は再建に向けて立ち上がっている。
夫に先立たれて以降はスイが切り盛りしていたが、後継者と見做していた長女(緒花の母)に出奔された後は経営者よりも現場で存分に働きたいという自身の性分もあって旅館経営に見切りを付けたがっていた(閉めたがっていた)節があり、能力的に経営者としての才能が無い長男の縁に人生経験を積ませる意図もあったのか、先述の詐欺事件も元から看破していたようである。
従業員
女将
番頭
板前
仲居
営繕
次郎丸、民子緒花は住み込みで働いており民子と緒花は同室となっている。 菜子は朝のシフトの時は自宅から通って仕事が終わると民子と緒花と一緒に電車通学で高校に通っている。
余談
モデルは白雲楼ホテルになっている。