概要
CV:新垣樽助
キャラクターデザイン:源覚(ニトロプラス)
『生死一劍 殤不患編』で初登場。通り名は追命靈狐(ツイメイレイコ)。
殤不患を「逆賊」と呼び、その居場所を探してやってきた西幽の捕吏。
殤不患や浪巫謠とは以前より浅からぬ因縁がある。
東離では四方御使を騙った凜雪鴉と接触。彼の正体が盗賊だと知り、利用目的で近づくがそれが破滅への切っ掛けとなってしまう。
高潔で職務に忠実な正義漢を装ってはいるが、本性は怜悧狡猾な極悪人であり、権力を悪用して弱い者達を殺し、汚職に手を染めて私腹を肥やすなどしていた最低の外道。
殤不患の「魔剣目録」奪還任務遂行は東離に行くための口実に過ぎず、単に目録が管轄地である西幽に無ければ自分にとって都合が悪い程度にしか思っていなかった。
危険を冒してまで東離まで遠征した本当の理由は、職権を悪用して着服していた高価高名な盗品を、足のつかない土地で売却する為であった。
善人悪人問わず、相手が激高する様な卑劣な手段で敵を追い詰める戦い方を好むが、一方で詰めの甘さが目立つ(殤不患の言葉を借りれば「誰よりも外道な手管を考えれば、それで勝ったも同然だと思っている」)。
他人の人間性や能力を色々と見誤って侮る事も少なくなく、常人の理解の埒外にあるほどの(良くも悪くも)変わり者である殤不患や凜雪鴉を自分の物差しで図ったのが仇となり、彼らによって目論見を尽く潰され、結果、悲惨な最期を遂げる事になる。
OPムービーでは扇子を使った技を披露しているが、劇中では専ら鉄鞭を使っており、扇子は持っているものの武器として使わなかった。