「心昂れば、ただ、吟じ奏するのみ……」
「耳をもって邪悪を暴き、喉をもって邪悪を正す。すなわち、貴様の敵だ!」
概要
CV:西川貴教 /東山奈央(幼少期)
キャラクターデザイン:三杜シノヴ(ニトロプラス)
劇場版『東離劍遊紀 生死一劍 殤不患編』で初登場、本格的に物語に絡んでくるのは第2期から。
かつて西幽で殤不患の相棒だった吟遊詩人。
極端に寡黙な人物で、必要最低限の事柄しか言葉にすることはなく、喜怒哀楽の感情表現は常時携えている人語を解する魔性の琵琶「聆牙」を爪弾くことで示す。
直感的に対象の善悪を見極めることができるが、理屈を抜きにして対象の善悪を察知するため、容赦なく悪とみなした者に斬り掛かる物騒な一面もあり、(最終的に共闘したものの)凜雪鴉とは非常に相性が悪い。
通り名は弦歌斷邪(ゲンカダンジャ)。
以前はその魔性の声から西幽で周囲に振り回される日々を送っていたが、殤不患や睦天命と出会ったことをきっかけに自分の意志で悪と戦う道を選んだ。
第2期ではレギュラーメンバーとも言えるような役割をしているが、中の人的な関係で台詞が少ないとも言われている。
一応、作中においては「喉に魔性が宿っており、余計なトラブルを避けるために軽々しく発言しない」という理由が説明されている(聆牙が人格を持ち、言葉を発することができる様になったのもこの魔力を持つ声を手元で浴び続けたため)。
聆牙は剣にも変形する武器なのだが、彼自身は歌を武器にする事も出来る。中の人的な意味でなのかは定かではない。
余談
西川貴教氏は過去にも様々な作品でゲスト声優としても出演しているが、今回は数少ないレギュラー枠での出演になった。
(今回の場合は劇場版「生死一劍」ラストにも先行登場しているので、続投と言う形なのだが)
元々は登場人物としてではなく、霹靂社が主題歌を担当する西川氏をモデルにして製作されたコラボ人形であった。(参考リンク)
関連イラスト
関連タグ
東離劍遊紀 西幽玹歌
吟遊詩人
殤不患 睦天命 咒旬瘖
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ネタバレ注意
彼の父親は阿爾貝盧法、つまり浪巫謠は魔族と人間の血を引くハーフだったという事になる。
また、母親の咒旬瘖は元は西幽皇女であったため、西幽の皇家の血筋に連なる者でもある。
第3期最終話において、阿爾貝盧法からその事実を聞かされた彼は、阿爾貝盧法の元へと向かう事となり、殤不患とは別れる形となった。