「既に死に場所が決したことを、貴様らは知るまい」
概要
CV:小山力也
キャラクターデザイナー:源覚(ニトロプラス)
人形劇・布袋劇『東離劍遊紀』の登場人物。誕生日は7月20日。
東離において弓の名手として名前が知れ渡る豪傑。右目に眼帯をしている。
捲殘雲を舎弟としている。
通り名:鋭眼穿楊(エイガンセンヨウ)
念白:「雙目不能視物,隻眼能望千里。凝吾眸光成箭,奪人不避之命。」
日本語訳:双眸をもって何も見えない者もいれば、隻眼にて千里を見通す者もいる。俺が目を凝らせばその視線は矢となり、逃げ切れぬ者の命を奪い取る。
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ネタバレ注意
その正体は天刑劍を盗むために、凜雪鴉が用意した悪党仲間。
金銭のためならば非道も厭わぬ悪漢。
かつては腕を磨き、本当の英雄になろうとしていたようだが、成長するにつれて武を極めるためには何かを犠牲にしないといけないという事を悟り、非情な行い続けながら表向きは英雄らしく振る舞うことで名声を得た。
丹翡に力を貸したのも、天刑劍を奪って一儲けしようという魂胆からだった。
一方で捲殘雲に対する態度は嘘ではなく、弟子として期待を寄せ、本性を知った捲に袂を別たれた後も説得を試みていた。
終盤では魔族の刑亥と共に蔑天骸の側につき、捲殘雲と丹翡を襲撃して天刑劍の鍔を奪う。
こうして天刑劍はついに蔑天骸の手に渡るが、ここで天刑劍は魔神・妖荼黎を封印していたことが判明する(このことは蔑天骸も知らず、天刑劍は魔神を殺すことに成功した唯一にして最強の剣だと信じていた)。
自分のしでかしたことの重大さに愕然とした狩雲霄は、蔑天骸に弓矢を向け、妖荼黎が目を覚ます前に天刑劍を戻せと迫ったが、最初から妖荼黎復活が目的だった刑亥に絞殺された。
狂人に片足を突っ込んでいる殺無生や蔑天骸、そもそも人間ではない刑亥などとは違い、狩雲霄の精神は良くも悪くも普通の人間だったのだろう。