「そうね、いつかまた、巡り合う天命があるかもしれないわ」
概要
CV:東山奈央
キャラクターデザイン:源覚(ニトロプラス)
旅の女吟遊詩人、その歌声は浪巫謠の魂をも震わせて、閉ざされていた彼の心を開かせる程。
秘して自身の正体を明かす事はない。
武器の名は「棲鳳箏(せいほうそう)」。鳳凰の造形がついている青と金の配色がされた箏で、内部に鳳凰が棲息しているというイメージより名付けられている。
箏には長刀と短刀が内蔵され、長刀「凌風(りょうふう)」は鳳凰が風を凌いて空を飛ぶイメージより考案、短刀「飄羽(ひょうう)」はその羽根が舞い落ちる様子を表現した名称となっている。
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ネタバレ注意
正体は啖劍太歳(タンケンタイサイ)こと殤不患の仲間で、彼と共に災いの種となる魔剣を強奪していた。
非常に大きな影響力と存在感を持っているが、本編では1期、2期ともに存在を仄めかすことすら無く、不患が単独で西幽を去った経緯も含め、何があったのか長らく不明だった。
そして遂に3期にて現在の彼女が登場。
かつての禍世螟蝗との戦いの際に重傷を負って両眼をやられてしまい、一命こそ取り留めたものの戦線を離脱し、療養を余儀なくされていた。
彼女の一件で責任を感じた不患は自分だけで目録を処分するべく、東離へと旅立ったのである。
やがて巫謠も彼を追い掛けて東離へと向かい、彼らの身を案じつつ天命は天工詭匠と共に静かに過ごしていたが、第4期にて自身の出自を知った巫謠が魔界での戦いに身を投じたのとほぼ同時期に皇軍に居場所を知られてしまい、巫謠に執着する皇女嘲風の襲撃を受ける。だが、その戦場に天工詭匠のかつての兄弟弟子にして、神蝗盟の一員である鬼奪天工が乱入。外法の発明による武器を用いて皇軍もろとも攻撃して大混乱を起こすが、これに激怒した天工詭匠の切り札に敗北する。しかし、死の間際に開いた魔界への門に天命を含めた生き残り全員が飲み込まれてしまい、強制的に魔界へ送られてしまった。困惑する中、天命は巫謠の声に気付くのだが…?