概要
CV:小西克幸
劇場版『東離劍遊紀 生死一劍 殤不患編』で初登場、本格的に物語に絡んでくるのは第2期から。
自我があり、棹の先端にある顔のような部分で人語を話す。
魔力のこもった浪巫謠の言霊を手元で浴び続けた結果、人格が備わり言葉を発するまでに至った。
普段は滅多に言葉を発しない浪巫謠に代わり、この聆牙が他人との交渉事を引き受けるのが常である。
明るくお喋りな性格で、余計な事まで言っては浪巫謠に激しくかき鳴らされることもしばしば。
楽器としての使用以外にもその音色は攻撃手段となり、
「聆牙 変形!」という掛け声で剣『吟雷聆牙(ぎんれいりょうが)』に変形する。
「聆牙 爆誕!」
浪巫謠の過去を描いた『西幽玹歌』では、聆牙の過去も明らかになった。
元は浪巫謠の母咒旬瘖が愛用していたただの琵琶だったが、彼女の死後、浪巫謠が旅立つ際に持ち出された。
咒旬瘖の生前から時折浪巫謠に話しかけていたものの彼はこの時はその声の正体が琵琶だと知らず、息子に厳しい修行させる咒旬瘖への苦言も言っていため、それが自分の本心なのではないかと浪巫謠を怯えさせてしまっていた。
次第に話しかけることをやめていったが、浪巫謠が殤不患たちと共に戦うことを決意した際に、彼らに自分の正体を明かし仲間になった。
もし浪巫謠が殤不患達のところには行かず、一人で静かに暮らすことを選んだらこの先一生喋らないつもりだった。
余談
声優の小西克幸は、聆牙を演じた際にかなりアドリブを入れているとのこと。「聆牙 変形」もそのひとつ。
本作のマスコット的存在なため、公式X(旧:Twitter)アカウントのアイコンにもなっている。
公式動画
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