概要
虚淵玄が原案・脚本・総監修を務め、台湾の伝統芸能“布袋劇”とコラボレーションした『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』の前日譚と後日譚を描く劇場版第1作。
2017年12月2日(土)より劇場公開。
劇伴は第1期に引き続き、澤野弘之が担当。
主題歌『RAIMEI(Chinese ver.)』は、T.M.Revolution 西川貴教が初の中国語での歌唱に挑戦した。
音響監督は岩浪美和が担当。
小説「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 外伝(著作:江波光則)」に収録されている、殺無生と凜雪鴉の怨讐と葛藤を描いた1期の前日譚『殺無生編』と、
玄鬼宗たちとの戦いが終わり、旅を続ける殤不患とある男との出会いが描かれる、1期の後日談として虚淵玄が書き下ろした新作エピソード『殤不患編』を合わせた映像化企画。
殺無生編
小説「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀 外伝(著作:江波光則)」の「殺無生編」を元に映像化。第1期『東離劍遊紀』の前日譚。もう一人の主人公・凜雪鴉の命を狙って、執拗に彼を追いかけていた殺無生と凜雪鴉との過去の因縁が明らかになる。
物語
凜雪鴉の用心棒を務めていた殺無生は、過去と決別するべく、凜雪鴉の勧めで劍技を比べ合う大会「劍聖會」に出場することとなる。
しかし、劍技を競うはずの大会に、弓矢の名手が参戦し、なにやら不穏な動きに…。
ネタバレ
シリーズの中でも特に後味が悪い終わり方のため、明るくコメディタッチの殤不患編が書き下ろしで作られた(メイキング①より)。
殤不患編
虚淵玄書き下ろしによる、第1期『東離劍遊紀』の後日譚。
TVシリーズ第2期に先駆けて「蠍瓔珞」「嘯狂狷」「浪巫謠&聆牙」が登場した。
また本編には一切絡まないが、本家である霹靂布袋戲の登場人物の棄天帝もゲスト出演している。
物語
丹翡や捲殘雲たちと別れ、旅を続ける殤不患は、ある寂れた宿場の酒場に立ち寄った。そこで出会った男は、自らを「殤不患」と名乗り…。
登場人物
・棄天帝(キテンテイ) : 黄 文擇
関連動画
PV
メイキング
関連タグ
東離劍遊紀 / 生死一劍 → 東離劍遊紀2 / 西幽玹歌 → 東離劍遊紀3 → 東離劍遊紀4 → 東離劍遊紀 最終章
外部リンク
- 公式サイト
- 「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀」【シリーズ総合の公式サイト】