概要
ファイアーエムブレムシリーズの6作品目である封印の剣に登場したベルン国王ゼフィールのファンの間での通り名。
ゼフィールと言えば父親と分かり合うことができず、愛憎劇の果てに父を殺して暴走した哀しい王様であるが、そんな出来事をすべてぶん投げるかの如く凄まじく回転する。
三つ又の槍が留め金一つで巨大な大剣へと変化する光景にも驚きだが、正直あの巨漢が突然大回転を始めて戦闘画面全体を揺らす姿には何とも言えないものがある。っていうか漫画では片足で踏みつけられただけで剣でガードする必要のある巨体が大回転を巻き起こすとか何事。
漫画版ではこの剣術に王者の却渦(バシリオス・ディーネー)という名が与えられ、ひとたび放てば激しい衝撃波の渦が巻き起こり、相手がこの渦に巻き込まれる中で正面に斬撃が飛ぶ。
剣を縦に回転させるだけでも竜巻で周囲をふっ飛ばすほどの威力となり、やっていることが滅茶苦茶であるがその滅茶苦茶に匹敵するデタラメな破壊力を生み出す。
エッケザックスが変形する瞬間にも巨大なエネルギーが蓄積されていく中で渦が巻き起こるなどおまえはどんだけ回転王なんだと言いたくなるが、剣術を放つ過程で真横に回転する様もシュール。
「か・・・回転して、エネルギーが増蓄されている!?」の解説にもあまりにもシュールと言わざるを得ない。おまえは何を言っているんだ。
最終戦では封印の剣を手に入れたことで剣を振り下ろすだけで衝撃波の渦を起こすようになり、相手の剣を一発で叩き斬るなどもはやとんでもないレベルで、もうコレ、ネタにしてらんねーよというレベルになった。しかも二刀流となったことで巻き起こる回転もダブル。
一応、この猛攻を前にロイは防御法として回転力を剣に乗せて威力を半減するという対策を編み出しており、回転王から「いいセンスだ」との称賛を得た。・・・なにかがおかしい。
今更だけどこれ絶対に王宮剣術とかそんな正式な剣術じゃねーだろ。
回転王についてエムブレマー語る
回せば3倍(必殺)のFE世界において常に回転していることがどれほどの恐怖なのかは語るべきまでもない
―――とあるエムブレマーA
ウロボロスの輪というものをご存じだろうか? これは死と再生、即ち回転とは循環性、無限を意味するものだ
―――とあるエムブレマーB
いよう! Yボタンを押しながら十字キー入れると、その場で回ることができるんだ。こいつぁ、ゆかいだ!
―――クルクルのセンゾウ
輪廻転生って知ってるか、つまり世の中は回っているんだ
―――とあるエムブレマーD
ロビン戦法、円は直線を包む!!
―――ロビンマスク
まわる、まわる、グルグルまわる! 楽しいな~! ボクはグルグルまわるものが、だいすきな音楽オジさんで~す。グルグル~!!!
―――グル・グルさん
月も、星も、太陽でさえも、すべて地球の周りをまわっているのだ!
―――天動説
っていうか、王様が回転しながら戦ってたらこの国も末期なんだなと思うだろ!
―――とあるエムブレマーF
ムカムカムカ~ッ!! オレは七年前のあの日、神将器を集められなかった事を忘れないゾ~! ムカムカ~ッ!!! あの回転王め・・・こんど来たらボコボコだぜ! ムカムカムカ~ッ!!!
―――グル・グルさん
関連タグ
デデデ大王・・・ハンマーによる凄まじい回転を繰り出す、が目を回す。修行が足りない。