「…怪しい者ではありませんよ。
あたしはオランピア、海都の冒険者を
助けるために活動しているのです」
概要
『世界樹の迷宮III』に登場するNPC「オランピア」の第一階層での初登場時に表示されるナレーション。
場違いなくらい明るく響く声で話す彼女がプレイヤーに最初にすることは、テント(野営地で使用するとHP・TPを回復する消耗品)を渡すことである。
上述したセリフの後にテントを差し出してくるのだが、迷宮内で手に提げた無数のテントを冒険者に配るローブ姿の人物を怪しむなと言われても無理な話である。
その後もプレイヤーに助言を与えてくれるが、「楽しそうに唇の端をあげ微笑みながら」や「ニッコリ微笑むと」などやたらと笑顔が強調されたり、正体を聞かれても「時がくれば話せることもある」とはぐらかすなど、怪しさしか感じられない描写まみれ。
続く第二階層でも「深都への隠し階段がある場所」をプレイヤーに教えてくれるのだが、いざ行ってみるとそこには、冒険者のものらしい背負い袋や装備の破片が散乱しており...
序盤のネタバレ注意
「面倒な手段は終わり。
大人しく深都探索を止めるか…
さもなくば………」
実はプレイヤーたちを罠にはめて殺そうとしていたことが発覚。
今までの明るい口調は全て演技なのであった。
プレイヤー間での扱い
声の明るさや笑顔が強調される割に立ち絵が無表情だったこともあってか、オランピアを代表するネタの一つと化した。
本来冷淡な性格の彼女が、明るい人物を装って結構無理のあるシナリオを演じていたことに萌えを感じるプレイヤーもいるとか。