概要
樹海で冒険者の手助けをしているという謎の少女。プレイヤーにテントの使い方などを教えてくれる。
正体は海底に沈んだ街「深都」で造られた機械兵(アンドロ)にして深都の王「深王」の側近。
深都の秘密を守るという任務を負っており、深都に近づきすぎた冒険者を罠にかけて抹殺していた。
出会った当初は親切で丁寧だが、正体を表してからはロボットらしい人間味のない性格になる。
とはいえ感情が無いわけではないのか、敵に回した際にためらいのような仕草を見せることもある。
また、樹海で倒れた冒険者を深都で治療し、記憶を消したうえで地上に帰したりもしていたようだ。
トゥルーエンドでは深王は妹と旅立ってしまうためか心なしか寂しそうな雰囲気になっている。
元ネタは短編小説『砂男』、およびそれを題材としたオペラ『ホフマン物語』の登場人物。
容姿
見た目は暗い紫色の髪とオレンジ色の目をした少女。
髪型は右側の一部を長く伸ばして束ね、残りを首の辺りで切り揃えた変則的なサイドテール。
首から下はケーブルや装甲が剥き出しの機械の体だが、普段は水色のマントで隠しており、人間基準なら変態のような格好でもある。
ゲーム中の立ち絵をよく見るとかすかに胸の装甲が見え、深都で正体を明かした際には自ら脱ぎ捨てている。
味方として使えるアンドロより更に機械や骨格の目立つ姿だが、これは永い可動期間の中で十分なメンテナンスを行えなかった結果、あちこちのパーツが欠損しているかららしい。
また、その他に『真・女神転生』のジャックランタンの顔を模した耳当てを付けている。
こちらもマントと同時に脱ぎ捨てられるが、その下にあったのは大きな四角錐の形をした装置。一体どこに収納されていたのだろうか?
敵としての強さ
プレイヤーの選択によってはラスボスとして登場し、深王と共に戦いを挑んでくる。
強力な攻撃と厄介な補助技で攻めてくるが、頭を封じられると何もできなくなるという弱点がある。
また、深王が先に倒されると自爆し、貴重なドロップアイテムが手に入らなくなってしまう。