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夏色ハイスクル★青春白書

なついろはいすくるせいしゅんはくしょ

夏色ハイスクル★青春白書(略)とは、ディースリー・パブリッシャーより2015年6月4日に発売されたPlayStation 4、PlayStation 3用ゲームソフトである
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概要編集

D3パブリッシャーの完全新作ギャルゲーで、「オープンワールド学園恋愛アドベンチャー」と銘打たれた新ジャンルのゲーム。

オープンワールドと言えば『GTA』シリーズなどで有名だが、今作は恋愛要素がメインである。

開発は『ドリームクラブ』『閃乱カグラ』でもお馴染み、女の子の3Dモデリングに定評のあるタムソフト

主人公は新聞部の部員(カメラマン)となり、取材の名目で様々なクエストをこなしていくのが主な流れ。女の子たちとの恋愛はもちろん、友情やスクープや不思議な出来事に満ち溢れており、自由に世界を楽しめる。

そして、名前も顔も異なった300人もの登場人物や150人以上のクエスト保持者が、プレイヤーのスクールライフに関与してくる。

自転車に乗って島を巡ったり、海では釣りを楽しめたりと、スローライフ風味な要素もある。


正式名称は以下のとおりである

夏色ハイスクル★青春白書〜転校初日のオレが幼馴染と再会したら報道部員にされていて激写少年の日々はスクープ大連発でイガイとモテモテなのに何故かマイメモリーはパンツ写真ばっかりという現実と向き合いながら考えるひと夏の島の学園生活と赤裸々な恋の行方。〜


見ていただけば分かるとおり、異常に長いメインタイトルで106文字(記号含む)、ひらがなで書くと138文字にもなる堂々たるタイトルである。

なお、このタイトルの長さは現在国内の全ゲームソフトで漢字表記ではトップである。ひらがな表記でも2位である。


あらすじ編集

日本のどこかにある小さな島「夢ヶ島」。

そして夢ヶ島唯一の学園『夢ヶ島高等学校』に、20XX年7月7日 一人の転校生が訪れる。

既に決まっている次の転校までの3ヶ月間 、プレイヤーはこの夢ヶ島高等学校(略称:夢高)の2年生として過ごすことになった。

限りあるひと夏の学園生活をどのように過ごすのか、すべてはプレイヤー次第です。女性報道部員たちとの関係は深まるのか、それともクラスメート達との友情物語となるのか。

3か月後に訪れる別れの時、君は果たしてどんな結末を迎えるのか…?


登場人物編集

メインキャラクター編集

主人公

夢ヶ島高校に転入してきた男子高校生。名字・名前、誕生日、あだ名はプレイヤーが自由に変えることができる(デフォルトは青春夏男、1月1日、あなっち)が、めぐからのあだ名は「あなっち」で固定。

お調子者且つ、スケベな一面がある。また、言いたいことをはっきり言う事が多く、それが原因で余計な衝突を生む事も。一方、頭は回る方で、トラブルが起きれば機転と行動力で解決できるほどの能力は持つ。

転勤族の父を持ち、転校先で何度も出会いと別れを経験したことから、他人と深く関わることに抵抗を感じている。そのため、今回も周囲や恋人にすら直前まで3ヶ月で転校することを黙っている。


夢ヶ島高校編集

報道部編集

三日月 めぐ(みかづき めぐ)

CV:三上枝織

身長157cm B89/W57/H86

主人公の幼馴染で、報道部に無理やり転入させた張本人。亡き父の影響で記者を志している。頑張り屋な一方でドジな一面もあり、おせっかいなまでに世話好きだが、熱を入れるあまり周囲が見えなくなることがある。子供の頃の主人公からの愛称は「めぐちゃん」であり、現在でもそう呼ばれたがっているが当の主人公には苗字で呼ばれる。


大神 弥生(おおがみ やよい)

CV:長妻樹里

報道部副部長にして、実家である大神神社の巫女でもある。心優しいと周囲からは評判だが、いわゆる不思議っ娘の一面を持つ。単刀直入にものを言う癖があり、珠希をタマ袋呼ばわりしているが、悪気があるわけではない。自分の高い身長に嘗てはコンプレックスを持っていたが、薫子とつるむようになってからは気にならなくなったと言う。


島袋 珠希(しまぶくろ たまき)

CV:洲崎綾

身長152cm B77/W55/H78

報道部の部員である1年生。幼く甘えん坊な人物であり、めぐを「めぐ姉」と慕うあまり、彼女に近づく主人公に嫉妬心を抱き、主人公と対立することが多い。男子からタマキンと呼ばれている事から大の男嫌いと化しており、弥生からタマ袋呼ばわりされていることにも不満を感じている。


主人公のクラスメートたち編集

雪村 ヒカル(ゆきむら ひかる)

CV:南條愛乃

主人公のクラスメートで、めぐの取材同行で初めて主人公と言葉を交わした。中学生のころは陸上に打ち込んでいたが、高校進学時アキレス腱を負傷したことが原因でしばらく陸上から遠ざかっていたという経歴の持ち主。


津崎 繁幸(つざき しげゆき)

CV:工藤雅久

主人公のクラスメートで、あだ名はシゲ。窓際の一番後ろの席であり、主人公とは席が隣同士である。仲間意識が強く、転校生である主人公に対してなれなれしく接してくる。プレイヤーの行動次第では主人公と親友になる。


淵谷 豊作

CV:土居伸之

主人公のクラスメートで、シゲの友人。あだ名はブッチャー。かつて第二文芸部の幽霊部員。漫画やゲームが好きだが、いわゆる典型的なオタクは嫌い。


掛井 仁(かけい じん)

CV:島田英和

主人公のクラスメートで、シゲの友人。あだ名は火星人。女性が苦手。科学部に所属しているが、女子部員の多さから、なかなか活動に顔を出せずにいる。


兵藤 ゆかり(ひょうどう ゆかり)

CV:白川愛実

主人公のクラスメート。団子状に結んだ両サイドが特徴。風紀委員に所属しており、シゲからは警戒されている。


西園寺 留美(さいおんじ るみ)

CV:友永朱音

主人公のクラスメートである放送部員でツインテールが特徴。自己中心的で自意識過剰な人物ではあるが、憎めないところもあり、子分が多い。あだ名はルビないしはルビー様。生徒会長選挙に立候補する。


早乙女 望

CV:弓原健史

主人公のクラスメートである家庭部員。男子生徒だが、女子力が高い。あだ名はおとめちゃんまたはのぞみちゃん。


白井 蒼

CV:珠木のぞみ

主人公のクラスメートである科学部員。冷淡で突き放すような口調が特徴。シゲから萌との関係を怪しまれている。


苗木 萌(なえぎ もえ)

CV:原優子

主人公のクラスメートである農学部員。髪を両方の頭頂部で団子状に結んでいる。部長と副部長を目標に日々の活動に励んでいる。


星野 灯里(ほしの あかり)

CV:結城真理

主人公のクラスメートである天文部員。宇宙に対して熱い思いを抱いている。主人公らの所属する報道部とは部室が隣同士であるため、顔を合わせやすい。


藤沢 美流

CV:三浦槙子

主人公のクラスメート。頭頂部で髪を一つにまとめている。一年生のころから夢高祭の行事企画委員の仕事を気に入っており、二年生に進級した後も行事企画委員に所属している。


吉野 小百合(よしの さゆり)

CV:三宅麻理恵

主人公のクラスメートである料理部員。良妻賢母に近い存在とうわさされており、茶道や華道も嗜んでいる。


二階堂 仁美

CV:持塚温子

主人公の隣の席にあたる女子生徒で、シゲとは反対側の席にあたる。図書委員会の副委員長を務めており、古本と謎解きが好き。


森山 弘道

CV:中村繁之

主人公のクラスのクラス委員長で音楽部に所属している。


益野 太一

CV:内田雄馬

主人公のクラスメートで、農学部に所属している。植物に対して妙なことを考えている。


小森 保志(こもり ほし)

主人公のクラスメートだが、2年生に進級して以来不登校が続いている。


その他の生徒編集

ナオミ・サンダース

CV:真堂圭

フロリダから来た留学生で、小麦色の肌を持つ金髪碧眼の美少女。1年生のころに自ら同好会として立ち上げたチアリーディング部「THUNDERS」の部長を務めており、チアリーディングで日本を元気にすることが夢。日本好きの叔父の影響で、日本語での日常会話は問題ないが、難語の理解および読み書きが不十分。


郡山 蘭子(こおりやま らんこ)

CV:荒川美穂

夢ヶ島高校の1年生で、弥生の取材同行で初めて主人公と言葉を交わした。地味でおとなしいようだが、妖精さんとの会話を好み、妨害を受けると常識が通用しなくなるという、変わった性格の持ち主。


学校関係者編集

滝沢 守男

カツアゲ君。


理事長

CV:黒田崇矢

夢ヶ島高校理事長。人前にあまり姿を現さないうえ、黒ずくめにサングラスにマスクといういでたちと独特の言動で胡散臭がられている。


総評編集

恋愛アドベンチャーをオープンワールドで表現するという斬新な試みに加え、パンツ撮影が可能なシステムを大きく取り上げたかなりお色気要素の強いゲーム。「広いフィールドで様々なパンツを撮影する」というコンセプトは正に日本でしか作れないだろう。


だが、オープンワールドに必要不可欠な「ミニマップ」「イベントマーカー」「ワープ」などが無いと言う致命的な不備を幾つも抱えており、舞台設定も行けないところ、使えない所などが多く環境面も問題が多い。


色物ゲームを据え置きハードで作る(作れる)メーカーが減ってきた昨今貴重な作品であり、フリーモードの抜群な自由度など他にも評価すべき点はあるのだが、いかんせんゲームの根本的な点にすぐ目に付くような欠点やストレスが複数あるのは如何ともしがたい。


「キャラ、コンセプトこそは意欲的で及第点だが、それに技量が追いついていなかった」というのが、プレイヤー間の大方の評価となっている。


関連イラスト編集

たまきんセンシティブな作品


関連タグ編集

ゲーム タムソフト D3パブリッシャー

オープンワールド 恋愛ゲーム

学園 アドベンチャー


関連リンク編集

夏色ハイスクル★青春白書 | 公式サイト

夏色ハイスクル★青春白書 - Wikipedia

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