CV:小松未可子
人物
千代が探していた人形であり、千代の姉、ないし家族同然の存在だった。
現在は修理中で黒猫亭に保管されているが、直すには論理機関を入れ替えるしかなく、ナギでさえ打つ手が無い状態だった。
灰桜が無意識にリンクしたことで再び起動し、再会できた千代と仲睦まじい姉妹のようなひと時を過ごすが、実は千代のことは何一つ覚えていなかった。
また、起動はしたものの直ったわけではなく、つい先刻聞いたことですらすぐに忘れてしまうという状態であった。
これ以上一緒にいると千代を傷つけてしまうと考えた夕霧は「旅に出なければならなくなった」と優しい嘘をつく。
泣きじゃくる千代に対し夕霧は笑顔でお別れしたいと言い、千代と灰桜とともに歌を歌って別れを済ませ、再び黒猫亭の地下で眠りについた。
第10話では灰神楽の強制リンクにより再起動し、第11話では再び千代の前に姿を現した。
過去
戦争中は、他の自律人形と同じく従軍していた。しかし、所属していた第406連隊は消耗が激しく、夕霧一人に負担が集中しすぎていた。ろ号作戦であまりに多くの機械人形とリンクした結果、情報処理限界を超えて論理機関が停止。それ以降、起動命令に信号を送れなくなってしまった。
関連タグ
ゆうぎり(ゾンビランドサガ):同名のキャラクター。赤系の髪で和風な雰囲気など、共通点は多い。