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CV:久野美咲

人物編集

灰桜黒猫亭の地下で目覚め、初めて会話した小さな友達。

母から教えて貰った歌を歌っていたところ、灰桜と目が会い、会話するきっかけとなった。

家は皇都七区にあり、第10話では彼女の家が登場した。


かつては、母が軍人への奉公をしていた関係で、大陸で生まれ育った。その後、終戦後は親戚を頼り、内地に引き上げた。

大陸で暮らしていたころ、夕霧というドールと出会い、よく遊んでもらっていた。しかし、夕霧が戦地に赴き、別れたあとは音信不通となり、探していた。

灰桜が目覚めたときに、すぐ近くにいたことを思いだし、灰桜の能力で夕霧も目覚め、再会することが出来た。

そして昔のように、夕霧に遊んでもらった。

だが、それは一時的なもので、夕霧は壊れているため、千代のことも含め全く記憶が出来ていなかった。

それを千代に知らせれば傷付けることになると考えた夕霧は、「長い旅に出る」と、再び千代と別れることを伝える。

泣きじゃくる千代だったが、笑顔で別れるためにと、夕霧は千代と灰桜とともに歌を歌った。


母がいないながらくよくよせず、快活元気に振る舞い逞しく生きている。

幼そうな外見に反してしっかり者で、敬語で話すこともでき、キャバレーの支配人からも「小さいのに礼儀正しい」と評されている。自律人形や皇都の地理についても知っている他、桜花のことについても聞いたことがあった。

第10話では、一人でアイスクリームの販売のアルバイトを行っていることが判明した。


夕霧と別れたあとも黒猫亭に頻繁に訪れ、灰桜たち黒猫亭の面々と関わりを持っている。

特に、生活力の高さを活かしてか、灰桜が困ったときに、トラブルの解決に繋がる手掛かりへ案内役として関わったりする、お助け屋さんとして活躍している。


また自律人形でないながら、黒猫亭の接客の手伝いをすることもある(コミカライズ「プリマドール New Order」 では、成り行きで黒猫亭の清掃員アルバイトとなったこともある)。

黒猫亭で接客する時は、何故か猫耳と尻尾を身につけている。

灰桜たちの歌謡ショーに駆けつけたときは、大人の男性を真似してか付け髭を付けている。


アニメ本編終了後編集

※ネタバレ注意※




ビジュアルファンブックにて、本名が「宇佐美千代」であることが明かされ、キネティックノベルLite「プリマドール・アンコール」に出てくる宇佐美が千代であることが判明した。


国民学校を卒業後、家にいても面倒だからと奉公に出され、神倉製鉄の社長の豪邸に住み込みの使用人となる。先輩にも可愛がられ、苗字の宇佐美から「うささん」というあだ名を付けられる。ゆくゆくは独立することを目指しお金を貯めていこうと思っていたが、戦後の不況により神倉製鉄が破産。それからしばらくは日雇いの仕事で食いつなぐ生活をしていた。

そんなある日、わけがあってあんぱんの売り子をしていた灰桜と再会を果たす。灰桜は初期化されていたため、千代のことを覚えていなかった。千代は初対面のふりをして宇佐美と名乗って彼女に接する。その後、久しぶりに黒猫亭に足を運んだ千代は、黒猫亭が人手不足で求人を出していることを知る。そして無事厨房係に採用され、住み込みで働くことになる。


黒猫亭の皆から「うささん」と呼ばれているが、灰桜以外は宇佐美が千代であるということは分かっている。

アニメでの一人称は「わたし」だったが、「ボク」へと変わっている。理由は不明。


プリマドール interludeの第1期はさらに少し先の話で、黒猫亭の店長になった宇佐美の日常が描かれている。自律人形たちからは「うさ店長」と呼ばれるようになる。


関連タグ編集

プリマドール

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