プロフィール
名前 | ゆうぎり |
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生年月日 | 1863年11月23日(文久3年10月13日) |
没年月日 | 1882年12月28日 |
享年 | 19歳 |
血液型 | 不明 |
身長 | 165cm |
体重 | 48kg |
スリーサイズ | B94/W62/H89(Iカップ) |
趣味 | 扇子集め |
好きな食べ物 | 甘酒 |
嫌いな食べ物 | ゆず |
好きな色 | 赤 |
CV | 衣川里佳 |
概要
フランシュシュのメンバー。ゾンビィ伍号。巽幸太郎によると、幕末から明治にかけて活躍し、明治維新の裏に彼女ありと称された伝説の花魁だという(が、彼女の生まれた年からすると幕末〜明治初頭にはまだ幼すぎるため、この伝説は怪しい)。
「ゆうぎり」は源氏名なので、本名は不明。
名前の元ネタは江戸時代に実在し、京都や大阪で人気を博した芸妓「夕霧太夫」だろう。
劇中では二階堂サキからは「姐さん」と呼ばれ、ファンもそれに倣って愛称としている。最年少メンバーでよく打ち解けている星川リリィからは「ゆぎりん」と呼ばれることも。
落ち着いた物腰で礼儀正しく、並大抵のことでは動じない肝が据わった性格の持ち主。
舞踊や三味線の腕も一流で、セカンドライブでは源さくらと二階堂サキのラップバトルに即興で三味線を合わせ、場を盛り上げた。
メンバー中最も古い時代を生きた人物だが、現代にうまく適応してアイドル活動に勤しんでいる。一方で、ふとした一言に生前の境遇のハードさが窺えることも。
また、料理がかなり上手く、『リベンジ』第4話では純子の好物である和食(天ぷらや筑前煮など)や愛の弁当を作る程の腕を見せた。
実はキャラクター設定における没年時の最年長は0号こと山田たえ(29歳)なのだが、何分まともな会話が出来ないためにメンバー同士ですら意思疎通が困難なこともあってか、次いで年長のゆうぎりがこういった立ち位置となった。紺野純子もゆうぎりと同じ享年19だが、扱いの違いは性格の差か、時代の差か。
中途半端に現代の文明のレトロ版に触れていたためジェネレーションギャップネタがpixivに多数存在する純子とは違い、ゆうぎりは生きてきた時代が他のメンバーとあまりにもかけ離れているために、逆にジェネレーションギャップが生じていない。生じるも何も、知らないことが多いだけだが(異世界に近い感覚なのかもしれない)。価値観も現代とはかけ離れているのか、リベンジ7話で楪舞々にフランシュシュの秘密を知られてしまった際には「ほんに、死んでもらいんしょう」と口封じに殺害することも辞さない考えを露わにすることもある (直後に「…というわけにもゆかぬでしょうなぁ」と否定しており、冗談の可能性もあるが)。
なお、チェキ会では彼女のみ専用の金屏風が用意され、拠点となる洋館には花魁道中で着るような盛装用の豪華な着物がある。
幕末生まれの女性という設定だが、栄養状態の良さそうな現代人メンバーよりも背が高く、バストに至っては94のIカップという爆乳の持ち主である。この時代でこのような体型の女性は大変珍しく、当時はさぞ目を惹いたことであろう…が、設定上の年齢は19歳、つまり未成年である(当時は数え年が一般的だったが、今の日本の年齢の数え方、つまり満年齢で19歳)。
繰り返す、未成年である…!
…そこ!!未成年が煙管を吸うわけないとか言わない!!
まぁそもそも彼女の生きていた時代に未成年の煙草喫煙規制などなかったし、彼女も既に人間ではなくゾンビィなので健康や法に縛られる存在ではないのだが…。
第6話ではチェキ会にてファンたちや雑誌記者が集う前で堂々と喫煙していたのだが問題無かったのだろうか?その場にいたプロデューサーの幸太郎も純子のチェキ拒否だけを叱っている場合じゃないだろうに。
第9話で、「暴力沙汰はアイドルにとって致命的」とか言っていたが、これはこれで致命的なのでは…。
出身地や生い立ちは不明。方言は使わず廓言葉で喋るため、彼女も生前に佐賀とどういう関わりがあったか定かではない。第3話では島原(京都の花街)にいたことを窺わせる台詞を言っており、ゆうぎりも京都で佐賀藩の志士たちとカンケイがあったのだろうか。また、第11話で登場したバーのマスターはゆうぎりに大きな借りがあるらしいが…?
なお、花魁は吉原遊郭(東京の花街)の職位なので島原遊郭には存在しない。幸太郎は、島原の最上級の遊女である太夫(やそれに次ぐ天神)の事を花魁と言い換えていたのだろうか。
劇中では度々弱音や泣き言を言う相手にビンタで活を入れているが、相手の話を最後まで聞かずに、明らかに間違ったタイミングでビンタして、活を入れる相手が言ったことをそのまま言ってしまうことが多い。
第3話では悩んでいたさくらが「諦めなければきっとできる」と言ったそばから引っぱたいて「諦めてどうする!」とか言ったり、第10話でも幸太郎があれでさくらを信頼しているという話をしていたにもかかわらず引っぱたいて「さくらを信じろ!」と言ったりもした…。第12話では唯一、まともなタイミングでさくらを引っぱたき説得をしている。
おかげで二次創作では、唐突なタイミングで「さくらはん!」等と叫んでいきなり相手をビンタで張り倒す暴力キャラと化すネタが定着している→ゆうぎりビンタ
注意点
第4話で「今夜のお客さんをどのようにお慰めしよう」と発言していたこともあるのか、彼女を扱ったイラスト作品(特にR-18作品)では、彼女が売春婦のように振る舞っているものがチラホラ見受けられる。
しかしながら、これは彼女のような上級遊女まで上り詰めた者の振る舞いとしては相応しくない。彼女も遊女なので客と一夜を共にすることはあったと思われるが、そのような「男性に性的なサービスだけをする職」は遊女の中でも下級である。特に「花魁」に相当する太夫や天神は江戸時代ですら舞踊・琴・書道・茶道などの教養や芸を仕込まれている者でないとその座に就くことは許されないような立場であったので、その点は十分留意してほしい。
なお、現代の島原の芸妓は売春に関わることは決してない。決まった旦那を持つことはあるが、時代の変化によりこのような風習は絶滅寸前であるという。
スナック千夏
2期では莫大な借金を返済するために生前の経験を生かし、アーケード街で営業をしているスナックバーの「スナック千夏」でキャストとしてバイトしており、警察官Aをはじめとする贔屓客も多く、時折お土産などを戴く。
ちなみにスナック千夏で働くゆうぎりが視聴者を出迎えるというコンセプトで動画「ゆうぎり・イン・スナック千夏」が、YouTubeのCygamesChannelで4月23日午後10時に配信され、以後も偏月で放送される予定。というかゆうぎり姐さんの3Dモデル、色々な意味で力入れ過ぎじゃあないですかCygamesさん?
※4:06からゆうぎり登場。
コラボ枠として、何とスナック千夏にゴールドシップが来店。彼女に関しては他のCygames作品とのコラボ参戦が確約されているため、その流れで登場したと思われる。
関連イラスト
関連項目
ナリタブライアン(ウマ娘):(こちらはキャスト交代という事情もあるが)中の人繋がりであり、上述のゴルシ来店の際は……。
ネタバレ注意!!ここからゾンビランドサガリベンジ、第8話、9話のネタバレがあります!!
リベンジ8話、9話で生前の設定が明かされた。
人気がありすぎて客が取れなくなるほどの著名な花魁だったが佐賀藩出身の政府高官に身請けされて佐賀に来るも身請けした高官は到着後すぐに死亡し、以後は未亡人として芸を近隣の女性に教えて生活していた。
佐賀独立(当時佐賀県は佐賀の乱がきっかけで消滅していた)を訴える青年・百崎喜一に惹かれていくが過激派の武装蜂起が発生してしまい、政府の密偵・伊東正次郎に鎮圧されてしまう。
ゆうぎりは喜一を亡夫と同じく佐賀藩出身の大隈重信、副島種臣、大木喬任などの協力の元で長崎へと逃亡させ (この過程で、伊東と決闘、三味線の仕込み刀で殺害している)、自身は反乱の首謀者として陸軍の軍人によって斬首(※)されたのだった。
首の傷はその際のもので間違いないと思われる。
また喜一が世話していた闘病中の老人徐福に投薬して救っている。
大隈重信を始めとする佐賀藩出身の維新の元勲と知り合いであること、佐賀県復活に関わっていることなどを考えると「明治維新の裏に彼女あり」という幸太郎の説明も間違いではないだろう。
加えて現代でも徐福のバーに顔を出していることからゾンビの秘密などを知っていると考えられる。
なお、彼女の身請け人の名は「日比谷の鬼」と呼ばれる「抜かずの吉右衛門」。元ネタは鬼平犯科帳の中村吉右衛門と思われる。
※日本における斬首刑は彼女の没年月日である1882年(明治15年)12月28日時点では廃止となっている。彼女の死後のテロップにて「明治16年 (1883年) 8月4日 (中略) 軍人による一方的な処刑を禁止」とあることから、斬首刑に処したのは公的ではなく陸軍による私刑の可能性もある。
隠れ古傷?
フランシュシュの面々は、ノーメイクのゾンビィ形態の時には生前に受けた致命傷に起因した傷痕が消えない刺青のように残っている。しかし、ゆうぎりもその例に漏れず首周りを一周する斬首痕が残っているものの、他のメンバーに比べると些か少ないように思える。
しかし、生前の彼女の容姿を見ると、今と明らかに違うポイントが一つだけある…
それは「ハート型に結われた髪の右半分を占める紅い染髪」である。 ゆうぎりは、斬首に処される直前に髪を下ろしていたが、この際、髪は全て右側に垂らされていた… つまり、彼女の髪を紅く染め上げた染料は…?
あくまでファンの間で囁かれる噂であるが…
余談
彼女の過去が描かれるのみで終わったリベンジ8話はすべて明治時代を舞台とする関係上、ゆうぎり以外のフランシュシュの面々は登場しないのだが、その代わりに、彼女たちによく似た容姿を持つ彼女たちの先祖の少女たちが各々佐賀の町で生活を送る様子が描かれていた。
- さくら:団子屋の看板娘。
- サキ:赤子の子守りをする少女。ちなみに、このあやしている赤子はリリィに似ている。
- 愛:近所の男の子たちと戯れるおてんば娘。
- 純子:喜一のどんちゃん騒ぎに巻き込まれ、着物の袖に鰻を入れられてしまう町娘。
- リリィ:上述のサキ似の少女にあやされる赤子。
- たえ:どこかの御令嬢。彼女のみ、写真館の看板写真だけではあるが9話にも登場している。この際、気品溢れていた8話とは打って変わってまるであの不沈艦のように顔を傾けて、まるで今の自我が戻らない山田たえ本人のようなポーズで写っていた。
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