概要
- ゾンビランドサガでのゆうぎりのキャラクターソング。2019年11月27日発売のゾンビランドサガ フランシュシュ The Bestに収録。下記のリベンジ9話のエンディングでも使用。
- アニメ2期・ゾンビランドサガリベンジでのエピソード。8話がその1,9話がその2となっている。それまでの話とは異なり、明治時代が舞台。
2.について
ゾンサガファンが待ちに待った、ゆうぎり回となる。同時に佐賀そのものの過去回でもある。
また、フランシュシュのメンバーに似た人物(CVも同じ)も登場するので『佐賀事変という作中劇』のような趣もある、少々異質な回となる。
この回のあらすじのみ本作の各話あらすじとなっている『巽幸太郎の日記』ではなく、佐賀県立歴史資料館に所蔵されたある青年の手記の内容となっている。
主要登場人物
生前のゆうぎり姐さん。花魁としては生ける伝説の存在で「江戸開府以来の奇跡」「御大名が競い過ぎて揚げ代が青天井」など逸話の枚挙には暇が無い。
身請けされて佐賀に移り住んだものの一年経たずに伴侶に先立たれ、若い身空で余生を過ごすこととなった。芸事の教室を開いて生計を立てている。
喜一の地元愛に好感を抱き、応援するようになる。
- 日比谷の旦那(CV.平田広明)
ゆうぎりを身請けした元政府高官。佐賀出身。故人であり、ゆうぎりの身請け人となってすぐに他界。
料理を含めゆうぎりの家事能力がやたらと高いのは、この旦那の仕込みによるもので曰く「自分に何かあっても暮らしていけるように」とのこと。
名字の読みは「ももざき」。士族の子だったが父を過去の戦争で亡くし路頭に迷っていたところを徐福に拾われる。亡き父と恩人・徐福の為に「佐賀の主権回復」と「新しい佐賀」を目標に草の根運動を続けている。
徐福の名はキャスト欄より。十中八九、現代のジョフクさんと同一人物で既にロメロを飼っていた。そしていつもスルメを齧っている。
佐賀そのものにかなりの思い入れがあるらしく、佐賀が失われて以来すっかり弱ってしまっている。
喜一の友人。喜一とは数年前に出会い、佐賀回復運動を細々と続けていることに興味が湧き交流することに。ただ、佐賀回復運動には否定的で喜一には自分人生を優先して欲しいと思っている。
…大方の視聴者は彼が何者なのか視聴途中で気付いただろう。
キーワード
- 過去の戦争
ぼかしているが、間違いなく「佐賀の乱」を指している。
当時の日本は征韓論に敗れ中央を去った有力者と不平士族が結びつき、反乱を引き起こすという事例が頻発しており、「佐賀の乱」はその最初のものである。
- 佐賀が無い
廃藩置県直後は、佐賀県は存在していたが「佐賀の乱」のせいで難治県扱いとなり、なんやかんやで長崎県に呑み込まれてしまった(東部はいったん三潴県に統合、のちに三潴県の旧佐賀県部分を長崎県に、残りを福岡県に分割)。
佐賀県が復活するのは明治16年、作中の佐賀事変の翌年でありゆうぎりの死後でもある。