CV. 大塚芳忠
概要
BarNewJofukuの店主で白髪白髭の老人。
1期終盤の11話より登場する。
巽幸太郎がよく来店しており、幸太郎からフランシュシュの話を聞いている。
フランシュシュメンバーがゾンビであることも周知しているなど、謎を知っているものと思われる。
ゆうぎりに恩があることを匂わせている。
関連項目
ネタバレ注意
2期8話でゆうぎりが生きていた明治時代初期にすでに生きていることが明かされた。
当時は百崎喜一の家で世話を受けており、病気で寝込んでいた。
その際はゆうぎりの活躍により無事回復した。
そのような経緯からゆうぎりには恩義を感じていたと思われる。
また2期9話ではBarにゆうぎりが来店していたり、ゆうぎりと喜一、伊東正次郎の3人で撮った写真が飾られていた。
10話で自身が語ったところによるとゆうぎりを含めフランシュシュメンバーをゾンビとして生き返らせたのは彼の幸太郎への協力によるものとのこと。
加えて数千年前から生きていたこと、佐賀の地に存在する『呪い』と闘い続けてきたこと、10話の2020年から12年前(2008年であり、源さくらが死亡した年である)に幸太郎の訪問を受けていたことが明かされている。
原理は不明だが、佐賀の存在と彼の命はリンクしているらしい。確かに2期9話で回復したのは喜一が逃げ延び佐賀復権運動が首の皮一枚つながったタイミングであり、またゆうぎりが入手した薬を飲むことは最初拒んでいた。
彼が闘い続けている『呪い』というのは、台詞と作中の出来事から察するに「佐賀が繁栄する事を許さない現象」とでもいうべきものらしい。
その力は強大で、フランシュシュメンバーが落命したのも、そして現在進行形でメンバーや幸太郎が災難に遭い続けているのもこの『呪い』が原因だという。
『呪い』を放置していれば佐賀は衰退し続け、最終的には人々から忘れられ、想われなくなってしまい佐賀という概念そのものが消滅する。尚、彼曰く既に過疎化という形で消滅の危機は顕在化しているという。
そして、彼の予言では令和のはじまりに佐賀に滅亡の危機が訪れるようだ。
2期10話~11話では再び体調を崩し、大雨(※)によるBarの冠水で窮地に立たされた。その後警察官Aに幸太郎ともども救助されている。12話では元気を取り戻したらしく、フランシュシュのライブ会場である駅前不動産スタジアムに来ていた。
※この大雨は令和2年7月豪雨がモチーフと思われる。また、余談だが劇中のライブと同じ日にリアルで行われるはずだったライブは別の理由で中止になっている。
フランシュシュの活躍と、日本全国や全世界からの支援もあり、佐賀は呪いを乗り越えたかに見えた。
ところが、最後の最後で、謎の空中戦艦が飛来し爆撃されるところで2期は終了。
また、佐賀と彼の命がリンクしていることは先述の通りであるが、終盤では加えて幸太郎の命が危ないような描写があり(2期1話で幸太郎自身の口から残された時間が少ないことを匂わすような発言もしている)・・・・・・・・?
やはり運命からは逃れられないのだろうか?そもそも佐賀にかけられた呪いの秘密とは?誰が何の目的でかけたのか?徐福の命と佐賀はどのようにして繋がったのか?そして幸太郎との結びつきとは?
3期や劇場版、もしくはライブなどでの続報が待たれる。
外伝「ザ・ファースト・ゾンビィ」でも登場。
本編の30年ほど前の1989年が舞台だが姿は明治時代や本編と変わらない老人。
両親を失ったたえを養女としている。
たえたち佐賀サガコバスターズのボスで、佐賀に災いをもたらすサガコ討伐の指令を下す。