CV:宮野真守
概要
2期8話の過去編に登場した青年。声と服の色から、おそらく巽幸太郎の祖先か前世であると思われる。この代から「佐賀を救う」ために奮闘しビラ配りをしており、このことから幸太郎の行動動機はこの代から続くものであったことが分かる。そんな中、花見の最中に、身請けで佐賀に越してきた生前のゆうぎりと出会って一目惚れし、彼女のもとに通うようになる。
佐賀は政府に難治県として目をつけられ、佐賀の乱で栄光を失い、明治9年に三潴と長崎に統廃合された。喜一の父もこの反乱で命を落としており、行くあてもなく彷徨っていたところを徐福(ゾンビランドサガ)に拾われた。佐賀を取り戻そうとしているのは、これが徐福の悲願であり、彼への恩返しのためであり、そして、自身としても亡き父が守ろうとした「佐賀」が皆の心から消えていくことを防ぎたいからである。
人物
忙しなくおっちょこちょいで頼りないが、何度巡査に目をつけられ民衆に無視されてもめげずにビラを配り続けるなど、真面目で真っ直ぐで情熱だけは一流の人物。
若干おどおどした喋り方が目立つが、それでも幸太郎のやたらクセのあるトークよりは普通に見える。
徐福のことは「じっちゃん」と呼んでいる。なお、この徐福は当然ながら幸太郎の行きつけのバーのマスターと同一人物。