概要
風前の灯火となった佐賀を救うために巽幸太郎が結成したご当地アイドルグループ。
メンバーの経験も、技術も、やる気も、生きていた時代でさえバラバラの寄せ集めであり、結成当初はまとまりの欠片もなかった。
しかし、正統派アイドル「フランシュシュ」としての活動を開始したことにより、正統派アイドルとしての自覚が芽生え始めている。
活動方針
幸太郎のプロデュース方針が行き当たりばったりの上にアイドルに丸投げだったため、アイドルグループとしての完成度は皆無に近かった。
しかし、ゾンビとしての生態からくるドタバタが逆に観客から受け、結果としてイロモノアイドルとして盛り上がってしまっていた。
第1話では、源さくら以外全員自我がなく、ステージを徘徊するしかできない状態だった。
しかし、山田たえが観客に襲いかかり、これが観客からはモッシュダイブに見えたことから、その胆力を認められるようになる。
その瞬間幸太郎が流したデスメタル調の楽曲に未覚醒メンバーが反応。人間にはあり得ない角度のヘドバンを始めたために観客が大受けした。
これをきっかけとして、たえ以外の全員が覚醒する。
第2話ではアイドルとしてのレッスンを開始するが、さくら以外誰もまともに練習しようとせず、ライブ本番ではたえが観客のスルメに反応して襲いかかり、腕と首がもげてしまう有様だった。
さくらの機転により「手品」ということになったが、場を収拾させようとしないメンバーや逆に面白がる二階堂サキにさくらがブチギレ。即興でサキにラップバトル繰り広げたことで、またもや大受けした。
なお、その流れで「自分たちがゾンビで、それがバレたら終わり」ということを公衆の面前でぶちまけてしまっているが、そういうギミックだと思われているのか、あまり気にされていない。
名前
第1話では幸太郎が「デス娘(仮)」という名前を用意していたが、第2話では突如「グリーンフェイス」に変更された。
第3話では、「巽がつける名前はダサいからチーム名を考えよう」という星川リリィの提案により再変更の話し合いが行われ、山田たえの意見を採用して「フランシュシュ」となった。これを機にクレジット表記がすべて「フランシュシュ」に変更され、正式なグループ名として確定した。