概要
大人のカードとはブルーアーカイブの先生(もといプレイヤー)の専用装備である。
見た目や普段の使い方はクレジットカードと同じで、ゲーム内通貨のクレジットポイントを現金代わりに使える。
また、青輝石のアイテム説明には「大人のカードで購入できる神秘的な宝石」とある。
詳細は不明だが使うとポイントがたまるようでお高いレストラン等で食事をとったりすることもできるらしい。
作中ではノノミがゴールドカードを持っている事からクレジットカード自体は存在しているが、このカードは黒服と先生との会話で「生と時間を削る」や「あなただけの武器」、マエストロは「根源も限界も私たちでは把握できない不可解な物」との発言があり、劇中の描写から普通のクレジットカードとは似て非なる物である。
劇中の言い回しや演出から、現実でのクレジットカードによる課金を意識したメタフィクション的な要素が強いアイテムである。
メインストーリー中の描写
初めて存在が明かされるのはVol.1「対策委員会編」。対策委員のメンバーにラーメンを奢る際に使用し、この時はあくまでクレジットカードとして登場するが、後に黒服と対峙した際に先生だけが持つ武器であると同時にリスクがある事が判明する。この際は黒服に止められそのまま使用せず終わるが、
その後、Vol.3「エデン条約編」にて遂に使用する。
通常、ブルアカのメインストーリー内で発生する戦闘は参戦生徒とレベルが固定されたいわゆる強制出撃が殆どなのだが、なんとこの時だけはプレイヤー自身が青輝石を消費して受け入れ、時間をかけて育てた生徒たちを自由に選んで出撃させることができる。
(まさに『生(活費)と時間を削って』手に入れた『あなただけの武器』での戦闘である)
最終編「あまねく奇跡の始発点編」では黒服に「使い過ぎれば自分たちのようになる」と諭されながらも使用する。更に終盤では大人のカード対大人のカードの戦いが実現する。
アニメでは
「Archive 11 私の生徒だから」にて、大人のカード初登場シーンとしてついに迎えた大人の戦いではなんと大人のカードの下りが丸々オミット。
代わりにシャーレの身分証を掲げることで先生としての責任を示すアニオリ展開となっていた。
後のエデン条約編では重要なキーアイテムとなることもありこれには一部賛否の声が上がったが、カードの存在はもとよりブルーアーカイブがソシャゲだからこそ成り立つメタファーであり、アニメ化にあたってその表現が難しいのも事実。(突然説明もなくその場にいない生徒が召喚されたり、いきなりボロボロの生徒が回復して強化されたりしたらそれこそ謎展開になりかねない)
関連タグ
ブラックカード:こちらはそのモチーフ。