概要
ジャケット中央にて、右手でドスを持ち、シャフ度的な体勢で仁王立ちになりながらどこか凍りついたような恐ろしげな眼差しで見るものを睥睨する謎の少女。
正式なキャラ名称は不明だが、歌詞中における大先生とその取り巻きらしき人物とのやりとりにおける、ボーカル担当のくりむのかわいい声とは裏腹な893丸出しのセリフのインパクトから、キャラクターも「大先生」の通称で呼ばれている。
曲がポップンに移植された際に同名義つながりで担当したポップンキャラ、にんじんとは頭につけた大きな黄色のリボンという共通点があるが、大先生自体のデザインに関しては、ジャケット絵の画風のや曲タイトル文字のデザインの類似性から、大正時代の美人画風の耽美的な画風でエログロナンセンス的世界観を描き出すことで有名な漫画家、丸尾末広の代表作『少女椿』の主人公みどりのオマージュであるようだ。
(ちなみにこの漫画、表現におけるあらゆるタブーをぶち破っていると評されていることからわかるようにR-18・18G的描写が満載の鬼畜漫画。(近年になって刊行された改訂版はエログロ度が薄められているが
更に1990年代にアニメ化され劇場公開されたものの、あまりもの過激な内容から日本国内で上映禁止となり、VHSの少量の流通のみでいまだメディア化されていないという、曰く付きの作品である)
余談
ジャケットにはにゃぐわの着ぐるみを着ている男やふんどし姿でTボーン先生やBボーン先生の被り物をしている男達が大先生の背後にズラーッと整列しているという、どことなく変態チックな雰囲気を醸す構図で、更になぜかオトベアが仰向けに倒れている、
更に、BEMANIスタジアムで去る金合戦がくりむ童話2のジャンル名でポップンに移植された際、大先生やその他とりまきがジャケット絵そのままのデザインかつ墨絵風のタッチで曲背景に描かれているのだが、同名義繋がりで楽曲を担当したにんじんのちょうど足元に倒れているオトベアが描かれているため、にんじんに何度も踏みつけられているように見えているのが笑いどころ。(キャラクターのニュートラルアニメがぴょんぴょん飛び跳ねるというアクションであるため)
元のジャケ絵でのオトベアの扱い自体が微妙にネタ染みていることから考えると、恐らくデザイナーの確信犯的行為であると思われる。