概要
選挙管理委員長。2年1組所属。髪型はツインテール。
「はたらかない」と書かれたアイマスクで目を隠し、「箱庭史上もっとも動かない、働かない委員長」と仇名される少女。語尾を伸ばす眠たげな喋り方が特徴だが、時には相手の思惑を全て見透かし笑顔で恫喝する剣呑な一面も。
ものぐさで1日に22時間も眠る。常に布団に寝転がっており、動く時は布団ごと這って移動するなど、立ち上がった姿は誰も見たことが無い。球磨川曰く、『低反発まくら』。
13組生でもないのに理事会に登校義務を免除させたほど有能で、実際は10組~13組のどの特待クラスにも入れる才媛だが、わかりやすい成果を何も残していないため、普通科に所属している。不知火は「彼女は堅物」、「口説き落とすのに1ヵ月以上かかった」と語り、生徒会戦挙に限り自身の権限を全て譲る委任状をようやく手に入れた。
12月に行われた生徒会選挙にて相変わらず怠けようとしていた彼女だが、善吉に発破をかけ蹴飛ばされた球磨川の「球磨川に免じて(本人談、意味は不明)」、仕事をすると宣言。選挙当日に「はたらく」と書かれたアイマスクをつけて人前で初めて立ち上がった姿を見せ、その物珍しさによって全校生徒の出席率・投票率を100%に引き上げた。
エピローグでは自らが発明したコールドスリープ装置で冬眠をしているらしい。