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大浮遊船時代_ゲン太の冒険

だいふゆうせんじだいげんたのぼうけん

『大浮遊船時代 ゲン太の冒険』とは乃美康治によるスチームパンク冒険活劇漫画。
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概要編集

91年より月刊少年チャンピオンで連載された。

緻密な描き込みと独特のメカディテールが特徴。

当時流行の兆しを見せていたスチームパンクの走りともいえる作品である。

タフで元気な主人公、悪党にさらわれるヒロイン、超兵器の秘密を握り軍の手から逃走する科学者など、宮崎駿エッセンスあふれる作品でもある(メイン画像は作者御本人によるもの)。



あらすじ編集

浮遊エンジンという物体を空に浮かばせる機関が発達した世界、炭鉱村ストン村に住むゲン太は村一番の暴れん坊。

彼は三年前に村にやってきた少女すずとは仲良しで、ある時彼女は祖父のペッパー(ロンド博士)とともに賞金稼ぎと名乗る三人組にさらわれてしまう。

すずを助けるため、ゲン太の冒険がはじまる。


登場人物編集

・ゲン太

ストン村に住む少年でかなりのイタズラ者。

常軌を逸したタフさと、大の大人を数人向こうに回しても平気なほどの運動神経を持つ(本人曰く、サーカス団員だった父親譲りのものらしい)。

その持ち前の体力で、レイス長官率いる軍と渡り合う。


・すず

ゲン太と仲良しの少女。

いつもイタズラでケガを負うゲン太の治療も彼女の役目(あまり包帯の巻き方は上手ではない)。

勇気と「本当に悪い人などいない」という純粋な考えの持ち主。


・ロンド博士

すずの祖父で科学者。

かつてはグリーンシティの軍のもとで新浮遊エンジンという従来の浮遊エンジンをはるかに超えるものを開発していたが、悪用を恐れてすずと共に逃走、ペッパーという偽名で潜伏していた。

自分の発明を悪用されることを何よりも嫌う人格者。


・親方

ストン村の炭鉱の頭領。

いつもゲン太のイタズラに泣かされている。


・ヘリンコフ

ゲン太の友人でストン村の居酒屋の主人。


・やよい

賞金稼ぎやよい一家のリーダーの女性。

すずとロンド博士を拉致するが、後にある一件からゲン太に協力することになる。


・デイブ

やよい一家の一員。

メカに強く、偽造の医師免許ながらも医術に精通している。


・ポン

やよい一家の荒事担当の大男。

刀の使い手であるが頭の方はあまりよくない。


・タンク

グリーンシティからストン村にやってきた旅の商人。

図らずもゲン太のグリーンシティ行の旅に協力することになり、後々もいろいろとピンチを助ける羽目になるちょっと不幸な男。


・船長

空中海賊ピラミッド一家のボス。

とんでもない腕力を誇り、初めはゲン太を殺害するか奴隷にしようとしていたが、その腕っぷしと気概に惚れこみ、協力することになる。


・ミミ

ピラミッド一家の紅一点。

ゲン太に負けないぐらいの身軽さの持ち主。


・オットー

ピラミッド一家の大型浮遊船の機関長。


・レイス長官

グリーンシティの軍の長官で、実質シティを牛耳っているといっていい人物。

ロンド博士を配下において新浮遊エンジンの開発を進めていた。その目的は新浮遊エンジン装備の戦艦による世界征服である。

右腕をある事故で失い義手にしている。


・スケルトン

レイス長官子飼いの凄腕の殺し屋であり、度々ゲン太の前に立ちふさがる。

殺し屋になる前はレスラーだった。


・デモン

レイス長官の部下でなんにでも化けられる変装の名手。

オネエっぽい一面がある。


・コルト軍曹

レイス長官麾下のバクダン軍曹とあだ名されるほど派手な戦争が大好きな軍人。

対人ロケット砲や手榴弾といった爆発物を好む。


・ジャッカル

レイス長官の部下で侍言葉を使う投げナイフの達人。

遠い国で手に入れたツボを何より大事にしている。


・シード博士

ロンド博士の友人で博士と容姿が似ている。

主に監視メカの開発を担当していた。


・まゆみ

やよいの友人で刃物の研磨師。


・監視メカ

軍の無人兵器で武装にレーザー砲、強力な戦闘能力を有する。

登場初期は幾度もゲン太を苦しめていた。

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