大関「よーし 明日までに読書感想文を100枚書いて持ってこい!!概要はなんでもいい」
好事家の間では有名なカルト漫画。集英社『週刊少年ジャンプ』増刊読み切り2本を経て、1992年40号から49号まで連載。単行本は全1巻(読み切り版2本は未収録)。
力士のような風体をした男がなぜかFBI帰りの刑事という意味不明な設定(しかも英語は喋れない)、同じく意味不明なギャグ(地球に悪いかという理由で無免許運転など)の数々、そして落書きのような絵という凄まじい作品、時代は違えどもこのような作品は昔からあったようだ…
一度見たら忘れない強烈なインパクトがあるのは確かであったが、設定もギャグも意味不明とあって人気は低迷。10週打ち切りになってしまう…しかし一部では凄まじい人気がありまるでカルト教団でも作ってるかのような人気はある。
大関「明日までにレポートを30枚書いてオレに持ってこい!!題は『登場人物と北方領土』だ!!」
大関
本編の主人公。両国県警そーさ課の刑事。元FBIという経歴だが英語は全くダメで「地球を汚す乗り物に免許など必要ない」という理由で車の免許も持っていない。犯人に対して短期間で大量のレポートでしかも意味不明な内容を要求する事が多い。最終話の千秋楽にて関取デビューする
今井 一
両国県警そーさ課の新人刑事。
大関によく引っ張りまわされている役どころ。だがこいつもこいつで変なことに納得する場合もある。トリカブト入りちゃんこ鍋を食べて一度死にかけたことがあったが、大関が活を入れてくれたおかげで一命を取り留めた。自称:柔道2段・英検8段(実際の英検には「段」はない)と言った意味不明な設定も持っている変なやつ。四股名は「今井の海」。
星野 王子(ほしの おうじ)
両国県警そーさ課課長。検挙率トップを誇るいふーどーどーの男。大関も課長には頭があがらない。大関の奇行に対して寛大なことや、変わった形の髭などから、署内では「わけわからん人」と言われている。
メンチの政(まさ)
メンチ一筋で幹部にまでのし上がったヤクザ。初登場は第5話。大関にメンチを飛ばすも全く通じず敗北し、大関の下で修行するハメになる。海外とヤクや拳銃の取引をしている為か英語が得意である。本名は桜井政吉(第9話の新聞記事に名前が小さく書かれている)
大関「よーし明日までにレポート100枚書いてこい!!タイトルは『うっちゃりとレポート一覧について』だ!!」
大相撲刑事で有名なネタが大関が犯人に課す無茶なレポートの数々である。ここでは犯人に出されたレポート課題一覧を挙げる。
一、1991年オータムスペシャル掲載読切(1)
大関「よーし 明日までに読書感想文を100枚書いて持ってこい!!本はなんでもいい」
犯人「あの~ それで罪はかるくなるんですか?」
大関「ならん!!!」
ニ、1991年オータムスペシャル掲載読切(2)
大関「明日までにレポートを30枚書いてオレに持ってこい!!題は『アイドルと北方領土』だ!!」
大関「いいな 明日までだぞ!!」
犯人「あのー それで罪はかるくなるんですか?」
大関「ならん!!」
三、1991年オータムスペシャル掲載読切(3)
大関「200枚だ!!200枚レポート書いてオレに持ってこい!!タイトルは『少女コミックを描く』だ!!もちろん提出は明日までだ!!」
犯人「あのー それで罪はかるくなるんですか?」
大関「ならん!!」
四、1992年14号掲載読切
大関「よーし明日までにレポート100枚書いてこい!!タイトルは『うっちゃりと老人ホームについて』だ!!」
犯人「あの~それ書けば許してもらえるんですか?」
大関「ならん!!」
五、連載第1話(1992年40号掲載)
大関「明日までにレポート100枚書いてこい!!タイトルは『木工用ボンドと登校きょひについて』だ!!!!」
犯人「なんスか それを書くと罪がかるくなるんスか?」
大関「ならん!!!!」
六、連載第3話(1992年42号掲載)
大関「よーし明日までにレポート300枚書いてこい!!タイトルは『エレキギターとはな毛切り』についてだ!!」
犯人「えっ それを書くと罪がかるくなるんスか?」
大関「ならん!!!」
七、連載第10話(1992年49号掲載)
大関「けんじゅー・刀・その他相撲道に反する武器をだせ~!!それとレポート100枚だ~!!!」
ヤクザ「うわぁぁぁーがさ入れだぁー~~~~!!」
犯人「えっ それを書くと関連タグが増えるんスか?」
大関「ならん!!!」
ギャグ漫画私立ポセイドン学園高等部 ←ある意味先駆け