概要
『プリンセスピーチショータイム!』に登場するグレープ劇団の一員。
紫色のワイヤーに吊られて操られる甲冑騎士や飛行船などであり、ドゥーケと共にキャストンたちを襲っていた。
発売して長らく彼らの名称が不明であった(人によっては彼らもドゥーケだと見做すユーザーもいる)が、攻略本が発売されるにあたり、彼らが総称が大道具であることが判明した。
つまり、元々キラメキ劇場の舞台に備わっていた大道具が、グレープ劇団に操られて敵化したのが、彼らの正体であることが示唆される。
大ボスは『ヤミの◯◯』と表記される。
一覧
剣士の舞台
- ハンマー甲冑
第1ステージの中ボス。その名の通り、巨大なハンマーを携えた鎧の騎士。
硬い鎧で剣士ピーチの剣戟を防ぎ、ハンマーによる打撃と衝撃波で攻撃してくる。
カウンターを決めて気絶させている間であれば、攻撃が通用する。
- ヤミの巨大イバラ
第1ステージの大ボス。城を乗っ取った紫色の茨を持つ巨大な薔薇の怪物。本体は花弁。
床一面を茨で覆ったり、巨大な茨の触手を振り回して攻撃する。茨の触手を倒すと怒り出し、本体をハンマーのように地面に叩きつけて衝撃波を起こす。
甲冑騎士と同じく、カウンターを決めて気絶させている間であれば攻撃が通用する。
- ヤミの亡霊剣士
第2ステージの大ボス。ポルターガイストを引き起こして城を乗っ取り、一度は剣士ピーチを罠に嵌めて地下牢に落とした。
壁に隠れて突撃したり、ポルターガイストでシャンデリアや宝箱を落として攻撃したり、床ブロックを落として穴を開けたり、幽霊コウモリドゥーケの群れを突撃させるなどで攻撃してくる。
剣士といいつつ、持ってるのはランスである。
- ヤミの甲冑剣士
第3ステージの大ボス。黒い炎をの様な瞳を持つ、王冠を被った甲冑の剣士。
剣士キラリスタを捕らえて彼から力を奪っていた。
戦闘では剣による攻撃が主で、体力が低くなると剣を地面に叩きつけて衝撃波を放ったり、フェイントを織り交ぜた突進攻撃も行う。
忍者の舞台
- 見張りの武者
提灯を携えた紫色の個体と、彼らのボスである赤い鎧の2種類がいる。
彼らの視界に入ってしまうと、かなり手前に戻されてしまう。よって、よそ見している内に通り抜けるか、忍者ピーチで側面や背後を攻撃しなければならない。
中には、居眠りしているザル警備な個体もいる。
カウガールの舞台
- バッドネスホース
強盗団を乗せて走る紫色の馬。走り方が若干ダバダバしている。
乗っているドゥーケを倒されたり、背負っている荷物を奪われると消滅する。
- ヤミのビッグ・ボス
第1ステージの大ボス。牛の角を付けたテンガロンハットを被った、強盗団のボス。
巨大なピストルを携えており、それによる銃撃の他に、暴れ牛の如く突進してくる。
銃撃に混じって飛んでくる樽をぶつけることで気絶し、その隙にロープを当てることでダメージを与えられる。
- ヤミの暴走列車
第2、第3ステージの大ボス。ドゥーケによって暴走し、街を破壊しながら走り回る巨大な蒸気機関車。
ダメージを与えたり脱線させたりしても、岩壁にぶつけたり、大穴に落とさない限り一向に止まらない。
第3ステージではカウガールキラリスタを轢殺しようとし、ピーチによって助け出されると、脱出しようとする彼女たちを追い回す。
パティシエの舞台
- ヤミのパティシエ
第3ステージの大ボス。パティシエキラリスタを洗脳し、ピーチ姫と戦わせた(パティシエキラリスタとの対決で流れるナレーションが、ヤミのパティシエによるものと思われる)。
正気に戻ったパティシエキラリスタと共に脱出しようとするピーチ姫の前に姿を現し、クッキー作り勝負を仕掛ける。
動きは遅いが、パティシエの名を冠しているのは伊達ではなく、一度に皿一杯のクッキーを作り上げる事ができる。また、ステージ中を飛び跳ねながら移動して踏み潰そうとしてくる。普通であれば避けることは難しくないが、クッキー作りで動けなくなっている所を迫ってくることがあるため、注意。
怪盗の舞台
- 警備員ロボ
怪盗の舞台においてドゥーケの代わりを務める。侵入者を発見すると、両腕から電気ショックを放って確保しようとする。
硬い体はリボン攻撃が通用せず、怪盗ピーチのワイヤー攻撃にも一時的に停止するだけである。
ただし、強い光でショートを起こして機能停止したり、ハッキングで動けなくなったり、金庫の扉に潰されるなどの強い衝撃で故障したりする。
- 飛行パトロール
頭のプロペラで空を飛ぶドローン。
パトロールとは名ばかりで、キャストン達からお金や大切なものを奪っていく。
ハンググライダーステージでは、障害物として登場する。
- レーザーパトロール
目からサーチライトを放ち、補足した相手をレーザーで攻撃する。かなり正確に撃ってくるので注意。
警備員ロボと同じく、怪盗ピーチのワイヤー攻撃で一時的にだが機能停止する。
- 飛行機
第2ステージで登場。巨大な黄金のキャストン像を盗み出す。
黄金像を取り戻そうとする怪盗ピーチの前に現れ、砲台で排除しようとする。
ワイヤー攻撃が通用しないが、ある方法を使うことで圧殺可能。
フィギュアスケートの舞台
- ヤミのトップスケーター
フィギュアスケートの舞台で一貫して大ボスを務める。
ナルシストで目立ちたがり屋でキザな男性の人格を持ち、スケーターキャストンを洗脳して自分の配下にしてしまう。
洗脳したキャストンを連れて、滑りながらスピンで攻撃してくる。
スピンしていない時に接近してスピンすることでペアダンスで派手に転けさせる事ができる。この時に散らばった洗脳されたキャストンにスピンを当てることで正気に戻すことができる。すべてのキャストンを助け出し、倒れ込んだ彼の周りを旋回してフィニッシュを決めることで倒せる。
第3ステージでは氷塊を落とす攻撃が追加され、スピンしていなくてもこちらの攻撃が通用しなくなった。しかし、大技を決めた後は疲れてしばらく動かなくなるため、その時が攻撃のチャンスである。
転ばせた後はジャンプマークやスピンマークが出てくるので、スピンしながら追いかけてくるトップスケーターから逃げつつパフォーマンスを成功させる。キラリスタを閉じ込めた氷の檻をすべて溶かしたら、いつも通りボスの周囲を旋回してフィニッシュである。
スーパーヒーローの舞台
- 円盤型UFO
キャストン達を攫おうとおそいかかってくるUFO。リボン攻撃が効かないため、攫われそうになっているキャストンにリボンを当てて救出する必要がある。
スーパーヒーローピーチの攻撃で持ち上げることができ、そのまま持ち運んだり投げ飛ばせる。
- 射撃型UFO
楕円型のピンク色のUFO。その名の通り、ビームで攻撃してくる。
- 突進型UFO
楕円型の黄緑のUFO。その名の通り、ピーチ姫に向かって体当りしてくる。
- キャリーエイリアン
タコ型のベタなエイリアンそのものなデザインの敵。キャストン達を追いかけ回し、まとめて連れ去ろうとする。
結構足が早いので、追いかけるよりはルートを先読みして回り込んだ方が攻撃を当てやすい。
倒すには3回攻撃を当てる事が必要。
- 大型アームUFO
第1ステージの大ボスにして、第2ステージの中ボス。巨大なアームを伸ばして殴りかかってくる。
アーム攻撃にカウンターすることで少しの間に気絶させることができ、その隙に掴んで大きく振り回し、母船UFOにぶつけることで倒せる。
- ヤミの巨大UFO
第1ステージではキャストン達が避難したシェルターごと連れ去った。第2ステージでは大ボスとして登場し、攫った科学者キャストンから入手した巨大化技術を使い、ロボットに変形した母船UFO。
基本的な攻略法は大型アームUFOとほぼ同じ。
カンフーの舞台
- ヤミのカンフーマスター
カンフーの舞台で一貫して大ボスを務める。格闘術だけでなく、第2ステージでは気弾を使う。第3ステージでは3体に分身して波状攻撃しようとする。
相手の攻撃をタイミングよく弾き続け、渾身の蹴りを叩き込むことで倒せる。
大ボスでありながら、ステージの各地で手合わせと称して戦いを挑んでくる。