概要
ID:INVADEDに登場する殺人犯。連続殺人鬼墓掘りの模倣犯であり、過去の放火殺人行為を目撃した(と思いこんでいる)少女を拉致、密閉された樽に閉じ込め窒息死させた。
墓掘りの模倣を行ったのは、当時墓掘りによる連続殺人が未解決事件であり、自身の犯行を墓掘りの行いであるかのように見せかけるためだった。
本作でも屈指の外道であり、事件発覚時にはすでに死亡していた被害者の生存時の録画映像をライブ配信の体で動画共有サイトに流していた。
捕縛後も狂的な高笑いをしており、急襲部隊の隊員から激しい罵声を浴びせられ、暴行を受けそうになっている(ただし、それは別の隊員が制止した)。搬送時も平然としており、まったく反省や後悔の色が見られなかった。
また、井戸内で被害者に情が移った鳴瓢は、大野逮捕後の百貴による「大野を殺したいか?」という問いに、「殺していいんですか?」と殺意に満ちた返答をしている(ただしその後、「衝動だけでは殺さない」とも答えている)。
井戸内では被害者の少女から何度も「駄目な人」と評されているが、井戸の性質上、これは大野の無意識の自己評価である。