概要
CV:佐倉綾音
数田遥の学生時代の同級生。一見、穏やかな女性だが人の傷口を注視する癖がある。
スクロール下ネタバレ要素を含むため注意
正体(ネタバレ注意)
墓掘り事件の真犯人であり、指示役として事実上の恋人関係であった数田に連続殺人をさせていた。
人間が傷ついたり死んだりする様子を鑑賞することが好きだというサディスト的な嗜好を持っているが、態度からはほとんどそれを明確に表に出すことはない。
学生時代に自分が乗車した通学列車に母親が飛び込んで自殺したという出来事を経験しており、それが起因して人の死を眺めるようになったという憶測がなされている。
本堂町小春と松岡黒龍によって逮捕される際に、目の前で本堂町に数田を刺殺され、数田が本堂町とキスしている光景を見せつけられる。
数田は最期の力を振り絞って井波に手を伸ばすが、井波は彼の傍に駆け寄ってその手を握ることはできなかった。
その後の活躍(更なるネタバレ注意)
『墓掘り』事件解決後は逮捕され他の連続殺人犯と同じように懲罰房に収容されていたが、ジョン・ウォーカーにより暴走した飛鳥井木記の能力によって看守と共に本堂町のイドに飛ばされ、看守の拳銃を奪い射殺する。
その後、ジョン・ウォーカーのイドの中で突如現れ聖井戸御代を射殺しようとするが、富久田保津が身代わりになった事で失敗。しかし、死んだ数田のイドに通じる仮面を発見し聖井戸の制止を無視して数田のイドに向かう。
そうして数田のイドに辿り着き彼と再会を果たしたように思えたが、彼が抱いた突発的な強い愛情が殺意へと変換されてしまい(数田遥参照)、数田のイドに元々存在したジョン・ウォーカーに後ろから胸を刺され殺害される。最期は数田の名前を呼び彼に手を伸ばそうとしたが、彼にそれが届く事はなくそのまま死亡した。
皮肉にも、現実世界での数田と全く同じ最期を遂げる事となったのである。
続編である漫画版「BRAKE-BROKEN」で生存していたことが判明した。
普段は自分の興味を持つこと以外にはほぼ無気力。
墓井戸 (はかいど)
井波七星のイドの中での姿。
赤い布で目隠しをし、白い着物。イドの世界では人格分裂を引き起こし、数田遥の姿をした助手と必ずセットで現れるのが特徴。
墓井戸自身ではなく、助手の方がカエルを見る事で彼女の名前を思い出す。
ほとんど動かず「カエルを見ただけで謎を解く」という高次元の推理力を持っているが、事件を解決するつもりはなく、真相も語ろうとはしない。
時折、意味あり気な助言をする。