概要
cv;竹内良太
『ID:INVADED』の登場人物。
多くの被害者の頭にドリルで穴を空けて殺した「アナアキ事件」の犯人であり、ミヅハノメを用いた捜査によって逮捕された。
プロフィール
年齢 | 33歳 |
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誕生日 | 9月12日(乙女座) |
身長 | 190㎝ |
体重 | 73㎏ |
人物
本作品の第一話、および第二話の犯人であり、被害者の頭に穴をあけるという形で多くの人間を殺害してきた連続殺人犯。
外見は顔の右半分がただれ、右の頭頂部にはドリルによってあけた穴が開いている。
耳や唇、目尻のあたりにピアスを付けており、髪は左半分だけ伸ばしているが、右半分からは生えていないため、ややモヒカンのように見える。
頭に穴を開けるのは世界を綺麗にするためと言って憚らず、その言動や外見からも比較的わかりやすい異常者。
その一方でとっさの機転や物事の本質をとらえる洞察力に優れたところがあり、捜査の手が家にまで届いた際には自分を被害者のように見せかけて救急車に潜伏し、その後捜査員の手から逃亡し、外務分析官の一人であった本堂町小春を誘拐する。
本堂町を誘拐した後には、何の説明もなしにワクムスビの機能について大まかに理解するなど、単なる異常者の域を超えた頭の冴えを見せる。頭に穴を開ける前の知能指数は150を超えていた。(一般人の平均値が100)
性格はとらえどころがなく、口調は常に穏やか。
基本的には微笑を絶やさず、声を荒らげるようなそぶりは殆ど見せないが、そんな態度のままで平然と人の頭に穴を開けたり、人を殺そうとしたりとその行動は狂暴そのもの。
その一方で鳴瓢にフランクに話しかける。井戸端のメンバーに饒舌に話しかける。等の友好的な面も垣間見え、外見以外では彼が猟奇的殺人犯であるようには見えない。
この穏やかなように見えて、その裏には狂暴性が潜んでいるという人物像は、鳴瓢をはじめとする他の連続殺人犯に共通する性質である。
逮捕された際に、自らドリルで頭に穴を開けた本堂町に対して女性として意識するようなそぶりを見せており、逮捕されたその瞬間には彼女が一命をとりとめたら話をしたいと言いながら捕まっていた。
ミヅハノメを使用した殺人事件の捜査機関である『蔵』から捜査への協力を申し付けられ、名探偵・穴井戸として井戸の中に投入されることになる。
しかし、投入直後はすぐに井戸の世界で死亡したために使い物にならず、当初は彼の『イド』への投入計画は見送られる。
しかしその後、イレギュラーな井戸への投入として、酒井戸とともに同じイドの世界へと投入される。