概要
「文豪ストレイドッグス」の登場人物である太宰治×中島敦のBLカップリング。
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関連タグ
太宰治(文豪ストレイドッグス) 中島敦(文豪ストレイドッグス)
両者とも武装探偵社の一員であり、本作は主にこの二人によって進められていく。
『文豪ストレイドッグス』の主人公は敦のはずだが、『太宰治の黒の時代』ではもはや主人公かと思うほど活躍した太宰。第ニの主人公か?はたまたW主人公か?という声もあるが詳細は不明。
いつか自殺に成功することを願い今日も元気に自殺に励む太宰と、生きることに人一倍関心があり、いつものように入水に失敗し川を流れる太宰を今日も助けに走る敦、というまさに正反対の二人だが、敦のなかなか己に自信の持てないネガティブ思考と、拭いきれない過去を隠そうと黄泉に思いを馳せる太宰の心情は、どこか似ている。
アニメ一期のED。
本作の敦、太宰、芥川が表紙を飾った総合アニメ専門雑誌『月刊アニメージュ』2016年6月号には、『文豪ストレイドッグス』のEDについて詳しく記載されていた。(以下コピペ)
寝転がる敦と太宰
背景は横浜にある桟橋がモデル。仰向けに寝ている敦の隣に太宰も寝転がるが、二人の手はまだ重ならない。「敦の小指だけピクリと動かしたのは、手に触れるか触れないかが一番ドキドキするから」だそう。二人の関係性を表している絶妙な距離感だ。
敦の頭をなでる太宰
目を閉じて物思いにふける敦に太宰の手が伸び、柔らかく頭をなでる。そして敦の顔にはほのかな笑みが浮かぶ。「この微笑み具合はさじ加減が難しかった」という。穏やかな時間が流れる中、無言の敦と太宰はそれぞれ何を思う?二人の周りを舞う本のページもその答えを知らない。
太宰の手が水中に
再び敦の頭に手をやる太宰。2度もこの描写を入れたのは、「敦はこれからの人生においてなんどもつまづくと思う。しかし、それに対して太宰が幾度となく手を差し伸べるだろう」という意味合い。「たとえ失敗しても突き放さず、自分はお前のことをちゃんと考えている」という太宰の思いの表れだ。敦の周りも太宰色に白く輝く。