概要
「文豪ストレイドッグス」の登場人物である太宰治と、芥川龍之介のカップリングタグ。
このタグを使用する際は文スト【腐】タグを併用することが望ましい。
現在は武装探偵社に所属する太宰だが、かつては芥川と同じポートマフィアに幹部として所属しており、また芥川の教育も担当していた。
芥川は度々太宰の言動に過敏に反応しており「私の新しい部下は君なんかよりよっぽど優秀だよ」という一言には激昂していた。
太宰は捕縛された状態でも芥川を軽んじた態度を崩さず、現在組織でも実力を認められている芥川に対して「君の教育には難儀したよ。呑み込みは悪いし独断専行ばかりするし。おまけにあのぽんこつな能力!」と挑発的な態度を取り続けた。
また、芥川はその後中島敦に対面した折りには人虎の捕獲という任務以上に明確な敵対心、憎悪を示していた。(3巻参照)
戦闘の最中にも芥川が太宰の言動を回想する場面がある。(3巻「羅生門と虎」参照、6巻「助修士と黒悪魔」参照)
6巻巻末には原作者の朝霧カフカ氏によって書かれた、太宰と芥川の出会いの場面が書かれている小編『心なき狗』が収録されている。
この話では芥川がまだ貧民街に住んでいた時代が記されており、孤児の仲間を殺されたことで、その報復に向かっていた矢先に太宰と出会い、その際に太宰からポートマフィアに勧誘され、勧誘する条件に何でも与えると言う太宰に、貧民街で悲惨な環境を生きてきたことで己に生きて意味を見いだせない芥川は「僕に生きる意味を与えられるか?」と問い、その質問に太宰が肯定し、自身の黒外套を与え、そのままポートマフィアに所属することとなった。この経緯から芥川は太宰に生きる意味を与えられたことが太宰を特別視する理由でもある。