CV:勝生真沙子
概要
アイドルマスタースターリットシーズンにて初登場した奥空心白の母親であり、職業は大女優である。
声自体は10月1日公開のローンチPVにて出ていたものの、この時点では存在が明かされていなかったのもあって、登場当初は声音が近い為「美城専務の声」だとする憶測が出ていた。
物語序盤で心白をスカウトする為に、高木社長の伝手で765プロの事務所に心白と共に登場。
最初は心白を再びアイドルにするのを拒んで居たものの、プロデューサーの説得によりこれを承諾した……が、奥空は「夏までに心白の抱えた問題を解決しないと心白のアイドル活動を辞めさせる」条件を提示し、以降のストーリーでも度々登場する本作の重要人物である。
容姿は社長達と同じく黒塗りシルエットの為わからないものの、かなりの美人であり、その知名度もかなり高く、伊吹翼を始め他のアイドル達もその名を知っている程有名人である。
また、女優業以外にも若い頃は自身が主演をした作品の主題歌を歌う等、歌手としても活躍をしていた模様。
高木社長とは昔から仕事で何度も一緒に仕事をしていたようで、心白が765プロの存在を知っていたのもこの為である。
また、心白の才能を見出す観察眼は確かなものであり、心白に幼い頃から自身が持つ能力を娘に学ばせる為に色々指導を行ってきたらしい。
ある理由で心白にアイドルを勧めたのも彼女であり、上記の心白が抱えた問題で961プロを辞めさせた本人でもあるが、理由はゲーム本編を進めて確認してみよう。
以降、ネタバレ記載をします。それを避けたい人は即刻ブラウザバックを推奨します……
ネタバレ
端的には娘の欠点(=技術の模倣こそできるが、自分自身だからこその表現ができない)を見抜き、それを解消すべく今回のプロジェクトの関与を決めた。
無事に娘の欠点を解消に成功すると、プロジェクトのスポンサーとして助力を惜しまなくなり、プロジェクト成功の功労者になった。
その後(=2週目以降)は自ら『0936プロ』を設立し、心白と亜夜によるユニットを擁立・運営している。
端的な評価
心白の問題点を気付く観察眼や、黒井社長相手に交渉を成立させる手腕等々は凄い一方、娘の問題に関しては(「親心を入れない」「自分で気付かないと意味がない」等の意図があるのかもしれないが)自身の真意をほぼ告げずに一方的に第三者に解決を丸投げするに止まらず、「(問題の解決が)できていない」と判断するや強引に娘を退所させる、娘の問題が解決すれば自身のプロダクションを興し娘のユニットを囲い込む……等々、ともすれば自身の実績や立場を最大限に活用(=濫用)し、美味しい所だけを総取りしたとも酷評できる。
上記の要素を総合すると「良くも悪くも強かな大人」と評価できる。