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好事魔多し

こうじまおおし

ことわざとして有名な言葉。良い時に邪魔が入る事。あるいはそれを戒め油断を忠告する教訓。
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概要編集

調子が乗っている時に限って邪魔ばかりが入る事を示す言葉である。


つまり「好(ましい)事(が起こっているのに、邪)魔(が)多し」ということである。


四字熟語化して好事多魔とも言われる事がある。


また「魔(悪魔・災い)は良い(好ましい)事を好むので、より多く集ってくる」という解釈もある。

こうなると良い事は、のちのちには悪い事も呼び込むので、はじめから無い(望んだりしない)方がよいという考え方になる事もある。


実際のところ編集

「好(良)いことが起こっている」というのは、裏を返せば油断をしやすい状態にある、ということである。

同時に「調子に乗っている」という事は、その流れに乗っているがゆえに自らを取り巻いている状況の俯瞰や判断が甘くなりがちになっているという状況に陥ることが、とても多い。


油断をしていれば、それはもちろん本人が思いもしない部分から足を掬われ、良いことは悪い方向へと転じていく。状況の俯瞰や判断が甘くなれば自らを助けてくれている人(友人・知人・部下・上司など)を蔑ろにして反感を買ったり、本来ならばしなくてはならない備えを後送りにしたりして気がつけば手遅れという事態を招いてしまう。


この言葉はそうした一連の事象を戒める側面を持つ言葉でもある。


あなたの邪魔をしている「魔」は、他ならぬ「あなた」自身が「招き入れてしまった」ものかもしれない……


関連タグ編集

勝って兜の緒を締めよ

油断大敵

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