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如月亮

きさらぎりょう

如月亮とは、スパイク(現:スパイク・チュンソフト)開発のアクションアドベンチャーゲーム「喧嘩番長2 フルスロットル」の登場人物である。
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「もういっぺん言ってみろよ?『どっちがスゲエ奴になるか』だと…?ちっ…くだらねぇ…んなこた覚えてねぇよ!」編集


声:浪川大輔


解説編集

東関史上最凶と恐れられる暴走族の連合組織・東関狂走連合の初代会長にして、連合の本隊である暗黒騎士団の総長。


腕っ節だけでなくその統率力も半端ではないと言われ、虎蝶乱の水無月明日香曰く幹部衆も含めた構成員たちからは憧れられると同時に死ぬほど恐れられてもいるらしい。


トモヤと同じ二中出身でかつては無二の親友であり、「狂犬」トモヤに対して「二中の悪魔」の異名を轟かせていた。

かつては悪魔の異名に似合わぬ心優しい性格であったが、2年の時を経た今では冷酷で情け容赦ない性格に変貌してしまっており、自身の意にそぐわない行動をしたり、口答えをした部下に対しては腕力での制裁も辞さない。



容姿編集

ウェーブがかった銀髪(白髪?)のショートヘアに白のロング特攻服といった装いで、端正な顔立ち。

特攻服の背中には暗黒騎士団のバックプリントが刺繍されている。

中学時代の回想ではトモヤと同じように学ランを着ており、髪色も茶髪だった。


戦闘スタイル編集

拳での打撃はほとんど用いず、多彩な蹴り技を主軸にしたスタイルで戦う。


連続技は左ジャブ、左ミドルキック、ハイキック、逆回し蹴り、必殺技はローリングソバット、チャージ攻撃は飛び膝蹴り、ダッシュ攻撃はレッグラリアット、投げ技は垂直落下式ブレーンバスターと裏投げ……と連続技の1発目と馬乗り技、投げ技以外はすべて蹴り技で統一されており、同じく蹴り主体の村上ヒトミや蹴り技を多く使用する井上隆文とは異なり掴み技までも蹴り(顔面膝蹴り、ボディー膝乱打)である。


超必殺技は恐ろしいオーラと共にラオウの如く天高く拳を突き上げ、上空と周囲にドス黒い爆炎を巻き上げる「国士無双」

演出が長いため発動は遅いが範囲が広く威力が高いので、プレイヤーが装備して使う分にも十分強力な技となっている。


活躍編集

中学卒業前にトモヤと互いに活躍を誓い合ってから2年以内にその言葉通り大物となり、東関狂走連合の総長となる。

傘下チームを率いて極東線沿線に乗り込み、東関地域制圧を目論む。



  • 極東連合編

トモヤが虎蝶乱の襲撃を受けた武心女子高校に駆けつけた際に彼と再会し、部下の暗黒騎士団の兵隊たちに彼を襲わせる。

その際、トモヤと交わした2年前の約束を「くだらねぇ昔話」の一言で片付け、その変貌ぶりで彼にショックを与えた。


やがて加盟チームがすべて極東連合に倒されると、深夜の東関ドームを舞台に最後の戦いに打って出る。

東関狂走連合は本隊の暗黒騎士団の大量の兵隊を抱える中、極東連合は主要メンバー(幹部格)のみという数的には有利な状況ながら劣勢に追い込まれ、焦りを隠せなくなる。

それを察した親衛隊の塚田・袴田が人質にしたヒロインを使って極東連合を脅すが、その際に怒るトモヤの


「亮!これがテメエのやり方か!」


という叫びを聞いた途端に死んだ長谷川のおっちゃん(後述)の声と幻影に迷わされ、葛藤ののちに人質を解放。

最後はトモヤと正々堂々タイマンで死闘を繰り広げた末に敗北し、その場で東関狂走連合を解散。

再会した際は「くだらねぇ昔話」と吐き捨てた2年前の約束にも言及し、「あん時の約束通りスゲェ奴になったな」と極東連合で変わったトモヤを認め、姿を消した。



  • 東関狂走連合編

かつての親友であったトモヤを東関狂走連合に引き抜き、共に極東線沿線の制圧を目指す。


劇中では何度かトモヤと話す機会もあるのだが、


・引き抜きに失敗した上にトモヤに手を出し、「あの野郎」呼ばわりした羽柴にブチギレて制裁を加える

・他の構成員に話すより優しい語り口調で話す

・暴れるトモヤを実力行使で止めたあとで引退を表明した羅兎怒の井上と黒澤にフクロ叩きの制裁を加える

・他の構成員なら制裁待ったなしなワガママや口答えにも慎重に諭す程度で優しく許す

・トモヤの彼女である明日香が連合を離脱する際にはなんの制裁も加えない


など、対応が他の構成員に対してのものと比べるとまるで違うため、ファンからは 「(トモヤのことが)大好きじゃん」、「ヤンホモ」などとネタにされることもある。


次々に極東連合の幹部格を撃破していくトモヤの強さと冷酷さを高く評価している一方、終盤に彼の心に迷いや弱さがないかを試すため、彼の幼馴染である加藤葉子の拉致を命令する。

この命令を守るか拒否するか否かでその後のストーリーやエンディングが分岐する。




関連タグ編集

喧嘩番長 喧嘩番長2 暴走族 哀しき悪役 ラスボス


錦山彰 シン…かつては主人公の親友であったが、歪んでしまい主人公と敵対するに至ってしまった悪役キャラクター繋がり。錦山とは後述の通り大切な人を失う悲しみで歪んでしまった点も類似している。








この先、「喧嘩番長2」東関狂走連合編およびストーリーのネタバレ

























「俺ぁアンタみたいに、絶対負けねぇ…

絶対死なねぇ…」








彼が東関狂走連合を組織した真の目的は、叔父の仇であり、連合の後ろ盾にもなっている東関地域最大の極道組織・竜真会の若頭日向誠の首をとることだった。

亮は幼い頃に両親と死に別れ、叔父のおっちゃんこと長谷川幸之助に引き取られて育てられてきた。


そのため彼にとって長谷川のおっちゃんはかけがえのない人であったのだが、おっちゃんはその人のよさが災いし、誰彼構わず保証人を引き受けてしまったばかりに多額の借金を抱えてしまい、その件で竜真会に追い込みをかけられ自殺に追い込まれてしまう。

大切な存在を失った亮は復讐心で心を歪め、そのためなら手段を選ばない冷酷な男に変貌してしまった。


竜真会をバックにつけたのも、極東線沿線制圧に動いていたのも、上納金をエサに日向を誘き出すためであった。

東関狂走連合編でトモヤの成り上がり度が高い場合、彼と共闘して仇敵の日向とその舎弟の畑中金太を倒し、復讐を完遂する。


しかしその後、かつて東関狂走連合から追放された元・烈火頭領の三島晴喜が、ずっと恨んできたトモヤを殺そうと刃物を持って立っていたことに気づく。

向かってきた三島から咄嗟にトモヤを庇ってナイフで腹部を刺され、最期は泣き叫ぶトモヤの腕の中で微笑を浮かべて死亡した。

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