概要
『のんのんびより』アニメ二期・『のんのんびより りぴーと』10話で、宮内れんげが富士宮このみ(ふじみや・このみ)に発した言葉。
いきさつ
ある日、越谷家に遊びに来たれんげだった。しかし、そこにはひとっこひとりもいない。
諦めて帰ろうとすると、棚からひとりでに動き、しかもしゃべる手がいた。
と、そこから現れたのはこのみだった。
一緒に遊ぼうとれんげは棚を回り込む、すると今度はこのみがいない。
次はこのみ姉がいなくなったと落胆するれんげが下を見ると、このみの皮(?)が!
このみ姉が脱皮したと驚くれんげ。そして、その背後からこのみが現れる。
その"皮"の正体はビニール手袋であった。
それを聞いたれんげはこのみは妖怪ではないから、脱皮はしないと安堵する。
それにたいしてこのみは
そりゃあ脱皮はしないよ~、妖怪ではあるけど
これにれんげは「初耳ですが」と驚く。純真なれんげは、その証拠を見せてほしいと迫る。
すると、指を切ってしまった。れんげはすぐ治療を施そうとする。
しかし、ふと見るとこのみの指はきれいに戻っていた。
「妖怪だからね。すぐに治っちゃった」
それを見たれんげは
まさか本当に、本当にこのみ姉は"妖怪医者要らずだったん!?"
「あ~あ、ばれっちゃったかぁ」ととぼけるこのみ。
初めて妖怪を見たと興奮するれんげは「サンタさんみたいに妖怪になれますか」と聞く。
面白がったこのみは国家試験が必要だとか、あることないこと設定を作って話し出す。
その流れで、このみは"妖怪の国家試験"に必要な呪文を見せる。
「こんなものにまで手を出していたとは」と恐れおののくれんげ。
このみはそれは難しいから、掛け算をやってみたらどうかと提案する。
すると、れんげは少し教えただけですらすらと解いてしまった。れんげのまさかの実力に驚くこのみ。
すると、そこに夏海たちがデパートから戻ってきた。
そこで、れんげは夏海たちが出掛けている間に知った、このみの"正体"について話す。
怪訝に思った夏海がどういうことか聞くと、このみは"指が取れる遊び"を見せて、事情を説明する。
すると、夏海や小鞠も軽々とそれを披露してしまった。
このみが妖怪ではないと知ったれんげ、ちょっぴり(いや、とても?)落胆してしまうのだった。
そうして、色々と知らなかったことを知り、少し成長したれんげであった。
余談
なおpixivでは、このみが描かれたイラストに付けられる。れんげがこのみを指して用いたことからと思われるが、加えて(おもに夏海とひかげ)から畏怖の対象になっていることも理由にあると思われる。
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妖怪医者いらず…表記揺れ