我こそは、すべてのドラゴンを流れる始祖ドラゴンの血なり。
概要
マナコスト | (白)(青)(黒)(赤)(緑) |
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カードタイプ | 伝説のクリーチャー — ドラゴン・アバター |
パワー/タフネス | 4/4 |
能力 | 飛行 |
(2):あなたのライブラリーからドラゴン・パーマネント・カードを1枚探し、それをあなたの墓地に置く。そうした場合、始祖ドラゴンの末裔はターン終了時までそのカードのコピーになる。その後あなたのライブラリーを切り直す。 |
マジック世界の全てのドラゴン(ドレイクと呼ばれる小型の竜たちも)は、エルダー・ドラゴンと呼ばれる古きドラゴンたちの子孫である。
そこから更に遡ると「始祖ドラゴン(Ur-Dragon)」に行き着く。転じて、「始祖ドラゴン」とはdragon-ness(ドラゴンであること、ドラゴン性)、またその理想や模範を意味する概念にもなっている。
始祖ドラゴンの子孫であるが故に、ドラゴンの各個体には大なり小なり「始祖」が有する何らかの特性が反映されている。
始祖ドラゴンの各特性を際立って帯びた者たちには「始祖ドラゴンの○○」という異名が存在している。「インベイジョン」ブロックで登場したドミナリア次元の上古族(Primevals)たちの場合は以下の通り。
・デアリガズ(Darigaaz):始祖ドラゴンの息
・クローシス(Crosis):始祖ドラゴンの目
・ドロマー(Dromar):始祖ドラゴンの翼
・トリーヴァ(Treva):始祖ドラゴンの声
・リース(Rith):始祖ドラゴンのかぎ爪
「始祖ドラゴンの末裔」は彼等彼女等と異なり「アバター」のクリーチャー・タイプを併せ持つ。MTGには「希望の化身」「力の化身」のような抽象原理の名を冠したアバターも登場している(「プロフェシー」の化身サイクル)が、「始祖ドラゴンの末裔」はこの意味での「化身(アバター)」であるのかもしれない。
「始祖ドラゴンの末裔」はゲーム中において「始祖ドラゴンの末裔」であるどんなドラゴンにもなることができる。
「マジック:ザ・ギャザリング 統率者(2017年版)」では同じく「ドラゴン・アバター」の伝説のクリーチャーである「始祖ドラゴン(The Ur-Dragon)」が収録されている。