概要
『恨み来、恋、恨み恋。』の主人公で十二家の一つである子国家の長男。
だが、子国家の当主は妹である宮湖が受け継いでおり、現在は1人暮らしをしている。
自身のボディガードであり、幼馴染でもある丑蔵朱華やその後輩である戌原咲直とは友人関係にある。
また、猫ヶ崎夏歩に恨みを買われているが、説得によって3日間の猶予を得ることに成功。
共に生活していくうちにどんどん親しい間柄になっていく。
ただ、祖父である郷一や子国家の事を嫌っている。
性格は非常に好奇心旺盛で行動的。
だが、それらが原因なのか周囲(とあるきっかけで自覚)から引かれる程の不用心で、絶対に押すなと書かれたボタンを押したりしている。
ちなみにこれらの悪戯の大半は河童の少年太郎丸と座敷童の少女花が仕掛けている。
また、あることが原因で妖怪化している。
本人には初め、その自覚がなかったがあることがきっかけでその事を自覚した。
ちなみに祖父の郷一は一目見ただけで恭一の妖怪化を見抜いていた。
一方で、こうと決めたら曲げない芯の強さや生身の体で敵に向かっていったり、命を狙う相手に向かって交渉を仕掛ける程の強い根性を併せ持っており、彼の行動や作戦が戦況を変えることもしばしばである。
一人称は『俺』で二人称は『お前』。
親しい夏歩や朱華は呼び捨てで呼び、妹である宮湖の事は『宮』と呼んでいる。
過去
彼はかつて、妹の宮湖と両親と共に出かけた最中に暴漢に襲われてしまう。
瀕死の状態だった彼の父は恭一に能力を継承したが、恭一には能力を使いこなすことが出来なかった。
なんと、襲ってきた暴漢は恭一の知り合いだったのだ。
子国の能力である強制遂行は相手に感情移入しない事が絶対条件である。
その為、恭一には暴漢に対して知り合いとしての情が生まれてしまっていた。
これが事の真実であった。
これが真実で宮湖以外の家族からは両親を殺したなりそこないとして疎まれるようになった。
宮湖はこの時の恭一を見て、子国の当主は自身がやることを決意することになった。
人物関係
家ぐるみの関係で恨まれている。
彼の説得で共に生活するようになり、親しい関係を気付いていっている。
ボディガードであり、幼馴染でもある人物。
彼に対してとある感情を抱いているが本人は自覚も気づく様子もない。
夏歩との関係になんとなく気づいている。
朱華の後輩で友人でもある人物。
彼と夏歩との関係を実際に目撃した唯一の人物。
彼女の姉の戌原閃が祖父郷一のボディガードである。
現子国家当主で、彼の実妹。
非常に大切に思っており、彼が子国家に戻る原因にもなった。
故人。子国家の元当主で彼の祖父。
お互いにお互いの事を非常に嫌っている。
郷一の友人で辰河家の当主。
郷一の過去を知る唯一の人物で彼に助言をしたりしている。