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学校の怪談(コミックブンブン)

がっこうのかいだん

『学校の怪談』(コミックブンブン)とは、『月間コミックブンブン』(連載開始時は『月刊プレコミックブンブン』)で連載された小川京美の漫画作品
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概要編集

『学校の怪談』(コミックブンブン)とは、『月刊コミックブンブン』(連載開始時は『月刊プレコミックブンブン』)で連載された小川京美の漫画作品。『日本民話の会』が監修した学校の怪談シリーズを漫画化したもの。雑誌の付録としてアニメ化もされ、後にキッズステーションでも放送された。


主な登場人物(案内人)編集

連載を通じて共通して登場する人物…すなわち妖怪たちは、その怖い話を紹介する案内人のみ。(後述に記載)

基本的な流れは、ストーリーはある日常風景の描写から始まり、案内人によるその日常風景にちなむ怪談の前説を通し、本編が始まる。ちなみにオチもある。

(分かりやすく例えると、某奇妙なオムニバスドラマに登場するストーリーテラーのような位置にある)

各話の登場人物は基本的にその話にしか登場しない。案内人が生活する世界と怪談の本編とは基本的に無関係であるが、ごくまれにつながりが描写されることがある。


花子さん編集

女子トイレに住んでいる妖怪の少女。夜は校舎を散歩する。ショート丈の赤い和服を着ている。

金ちゃんと仲がいいらしい。

金ちゃん編集

校庭にいる二宮金次郎の石像。とっても勉強熱心。花子さんと仲がいいらしい。

ジンタくん編集

理科室に住んでいる人体模型。生まれは工場である。同じ理科室のコッカくん(骨格標本で本物の人骨)とは仲がいいが本編に登場したことはない。(番外編の4コマ漫画に登場したことはある。なお、この4コマ漫画ではコッカくんは「自分は本物の人骨である」と述べている)

口さけ女編集

みんなご存じあのお姉さん。通りかかった人に「私、美人?」と聞いては鎌を持って追いかけるといった習性を、 本人は「トレーニング」と称している。

トー・テム・ポール編集

校庭の片隅にいるトーテムポールの三兄弟。

ベンちゃん編集

音楽室の壁に掛けられているベートーベンの肖像画。ゲーマーであり、部屋(絵)の中にたくさんのゲームを持っている。なお、近くにある他の肖像画もしゃべる。

人面犬編集

人間のような顔をした犬。おっさん臭い。

ラビ編集

飼育小屋に住んでいる、人語を話すウサギ。窓から授業の風景を覗くのが好き。 水が苦手。


OVA編集

2005年から2009年にかけて、『月刊プレコミックブンブン』8月号・9月号に特別付録としてアニメソフトが付いていた。2005・2006年はVHS、2007年以降はDVD。各年とも8月号が上巻、9月号が下巻。年々アニメーションのクオリティーが上がっていくのも特徴であり、2008年度はエンディング主題歌も加えられた。2008・2009年度版には映像特典としてふしぎ通信トイレの花子さんのオープニングアニメが収録されていた。なお、いずれの年度の上下巻とも同内容。

また、キッズステーションで2008年8月15日19:30-、8月25日-27日20:30-の放送枠でいまざきいつき・片平真司による新作のオープニングアニメーションを付け加え、2005年-2007年の作品を再編集したものが放送された。

共通スタッフ

原作、監修:日本民話の会、学校の怪談編集委員会

まんが原作:小川京美


2005年度

上巻:「花子さん 太郎さん やみ子さん」「四次元婆」

下巻:「みたなあ~」「カミをくれ!」

企画:ポプラ社・ブンブン編集部(渡部博幸、折田安彦、河西幸枝)

プロデューサー:小原解子(ポプラ社)、大宮三郎(トライネットエンタテインメント)

監督:岡崎幸男

演出・撮影監督:所俊克

作画監督:実原実

美術監督:宮前光春

編集:岡田輝満

音響監督:飯塚康一

制作:トライネットエンタテインメント


2006年度

上巻:「こわい話はお寺で」「人形の首」

下巻:「丑の刻まいり」「首のなる樹」

企画:ポプラ社・ブンブン編集部(渡部博幸、折田安彦、河西幸枝)

プロデューサー:小原解子(ポプラ社)、大宮三郎(トライネットエンタテインメント)

監督・演出:伊藤幸松

作画監督:池下博紀

美術監督:宮前光春

音響監督:飯塚康一

制作:トライネットエンタテインメント


2007年度

上巻:「ミステリー・ツアー・スクール」

下巻:「てんじょうのシミ」「無言の電話」

企画:ポプラ社・ブンブン編集部(渡部博幸、折田安彦、河西幸枝)

エグゼクティブプロデューサー:坂井宏先(ポプラ社)

プロデューサー:石川順恵(ポプラ社)、大宮三郎(ムーグー)

監督・絵コンテ:釘宮洋

演出:中智仁

キャラクターデザイン・作画監督:渡辺絵美

原画:池下博紀、石井和彦、昆進之介、齋藤新明、佐藤満和、鈴木孝典、平野真一、三浦清継、山崎克之

動画検査:後藤美幸

動画:後藤美幸、CCOMA、Triple A

色指定:酒井理恵子

特殊効果:野田幸恵

仕上:酒井理恵子、南町奉行所(野田幸恵、井口真起)、Triple A

美術監督:本田修

背景:獏プロダクション(市谷正夫、山口忍、本田利恵、北村康平、真悠峻太)

3DCG:竹中千織

撮影監督:西城真

撮影:西城真、相原聡、堀川和人、上村晋輔、林美幸

編集:三嶋竜紀

ビデオ編集:村中康太郎

出演:市来光弘、石井敏満、一色まゆ

音響監督:飯塚康一

音響効果:仲野勝博

調整:渋江博之

録音スタジオ:AMGスタジオ

制作プロデューサー:佐久間敏郎

制作担当:堀江拓

制作進行:宗清輝

制作協力:ムーグー、スタジオ藍丸、ワオワールド

制作:トライネットエンタテインメント


2008年度

上巻「魔の教室」「真夜中の病院のトイレ」

下巻「保健室のお経」「大雨」「勉強部屋にあらわれたおじいさん」

製作:坂井宏先(ポプラ社)

エグゼクティブプロデューサー:石川順恵(ポプラ社)

企画:ポプラ社・ブンブン編集部

プロデューサー:小林正樹、大宮三郎

キャラクターデザイン・総作画監督:上田峰子

美術監督:本田修

色彩設計・色指定・検査・特殊効果:藤木由香里

撮影監督:林美幸

音響監督:飯塚康一

監督・絵コンテ・演出:釘宮洋

声の出演:かじけんた、壱智村小真、櫻井浩美、三好りえ、石井敏光、一色まゆ、桜咲ちよ

作画監督:武内啓

原画:池下博紀、齋藤千絵、佐藤義和、清水由紀子、都丸保、中村勇介、福山映二、山崎克之、吉岡佳宏、吉田弘子

第二原画:南町奉行所(手塚江美、寺田完)、居村優里、京須健太、清水由紀子、寺田眞佐子、原則子、平井雅人、アニメ浪漫

動画検査:後藤美幸

動画:京須健太、寺田眞佐子、原則子、平井雅人、駱王、RIC

仕上:亀井菜海子、駱王、RIC

背景:獏プロダクション(山口忍、本田利恵、北村公平、真悠峻太)

3DCG:井田久代

撮影:稲葉進之、上村晋輔、西嶋奈緒美、品木由紀

編集:相原聡

ビデオ編集:グッド・ジョブTOKYO

効果:中野勝博(サウンドボックス)

調整:渋江博之

録音スタジオ:AMGスタジオ、HALF H・P STUDIO

音響制作:HALF H・P STUDIO

制作プロデューサー:佐久間敏郎、村上匡宏

制作進行:金子祥之、高木恭兵、横田智

アニメーション制作:スタジオ藍丸、ワオワールド

制作:ムーグー

製作:ポプラ社


2009年度

下巻「鏡の怪」「花小の七不思議」「あの手はどこへいった」

製作:坂井宏先(ポプラ社)

エグゼクティブプロデューサー:石川順恵(ポプラ社)

企画:ポプラ社・ブンブン編集部

プロデューサー:小林正樹、大宮三郎

キャラクターデザイン:水谷麻美子、三浦貴弘

美術監督:本田修

色彩設計:野田幸恵

撮影監督:稲葉進之介

音響監督:飯塚康一

監督:五月女有作

声の出演:一色まゆ、後藤沙緒里、斎藤楓子、矢口千博

主題歌

2005年度キッズステーション放送時エンディングテーマ『エース』

歌:miami

2008年度エンディングテーマ『Good Luck!!』

歌:Merry clover、作詞・作曲・編曲:上條貴史(チェンバースレコーズ)

キッズステーション放送版オープニングテーマ『すぐそばに~another world~』

歌・作詞:高橋Lisa、作曲・編曲:大西省吾



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ポプラ社 プレコミックブンブン

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