概要
ある学級(クラス)においてインフルエンザなど感染力の強い疾病が流行し、今後も感染が広まることが予測される場合、当該学級の授業を取りやめること。子供は学校からの指示で欠席するので、通常の欠席と違って欠席扱いにならない。
1学年に複数の学級がある場合、1組と2組でインフルエンザが然程流行っていないのに対し、3組はインフルエンザがよく流行っているというような事例も多く、この場合は3組だけが学級閉鎖となる。学年全体でインフルエンザが流行るとより規模の大きな学年閉鎖となり、学校全体でインフルエンザが流行ると全学級閉鎖になる。(学校閉鎖は本来は廃校のことなので、その学校全ての学級が学級閉鎖となった場合を指して学校閉鎖と呼ぶのはあまり正しくない)
なお1学年に1学級しかなく、その1学級でインフルエンザが流行ると学級閉鎖=学年閉鎖となる。
学級閉鎖の基準は自治体によって異なり、一例として東京都教育委員会はある学級の20~30%の子供が感染症で欠席した場合を目安にしているが、世田谷区は欠席の割合を25%以上、杉並区は校長と学校医が相談の上で決定するとのこと。ソース