解説
武術にせよ芸術にせよ、その道を極めるに当たってやらなければならないことが三つある。
守
初心者やビギナーと呼ばれている者が該当する三流の段階。
破
習ったこと以外の教えを取り入れ型を「破る」。
師範の劣化コピーだった「守」の段階だった頃よりも独自性が目立ってきて“らしくなってきた”二流の段階。「守」から成長できた段階だが、最も長く最も苦し悩むことの多い段階であり「離」に至るために必要なものを独力で創造しなければならないので必然的に「産みの苦しみ」が生じる。
その為、多くの者はこの段階でふるいに掛けられて脱落する。
離
自分による、自分の為の、自分の型を創造して「守」から完全に「離れる」。
「破」に至った一握りの者が到達することが出来る一流の段階。自身の持つポテンシャルを余すことなく発揮できる領域であり、俗にいう『達人』や『プロフェッショナル』と呼ばれているほとんどの人間がこの段階に位置している。
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守破離について詳しく語ってくれたキャラ。