安仁屋算
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あにやざん
広島における春の風物詩。
プロ野球のシーズン開幕前に元広島・阪神投手の安仁屋宗八氏が、広島東洋カープ投手の勝ち星勘定をした結果、合計100勝前後となる計算のこと。
選手それぞれについては無理があるとまでは言えない勝利数なのだが、全員がそれを達成するのは考えにくい(先発の登板数は限られる上、先発が勝てば中継ぎに勝ちはつかない等)にもかかわらず単純に全て足してしまった結果とんでもない数字になってしまっている。
日本プロ野球のシーズン最多勝利は南海ホークスが1955年に達成した99勝であるため、もし安仁屋氏の計算通りに勝てた場合は、リーグ優勝どころか日本新記録となる場合もあるが、この数字を達成できる投手はほとんどいないため、60勝前後に収まっていた。
リーグ優勝した2016年から2018年は80勝台であり、その差は縮まったように見えるが、カープが強くなれば当然安仁屋算の勝ち数も増えるため、実現困難な数字には追い付きそうもない。
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