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女性をメロメロにする女性限定フェロモン体質の持ち主であり、通称「ユーリ様」「ユーリ先輩」

しかし、本人は同性愛者ではない為、「これ以上無駄に女の子にモテるのは嫌だ」とうんざりしていて、体質系の劇「眠りの森の白雪姫」に王子役で出るのを内心嫌がっていた。

その為、引っ付き玉によるトラブルの所為で、椅子にくっついてしまい、劇に出る事が難しくなった際は、出番を削り、最後らへんで登場するという案もあったが、周囲の女の子達が「ユーリ様が王子じゃなきゃ嫌」と縋りつく中、代役を立てようと必死だった。

そこで蜜柑が代役候補に上がった際には、「貴方は私の最後の頼みの綱なの。私普通の女の子に戻りたいのよ」と必死に頼んだ。

しかし、周囲の女の子達は「普通の女の子に戻りたい」は都合よく聞こえず、ユーリが舞台の為を考えて必死になっていると勘違いし、メロメロになった野乃子、パーマ、蛍も含めて「貴方が王子役だなんて全く不満だけど」や「ユーリ様の為を思って」と言いながらユーリの為に王子役をやるよう蜜柑(無効化のアリスなので平気)に迫り、蜜柑は代役を引き受けざるを得なかった。

本人が嫌がっているアリスのお陰で、自分の望みが叶ったというある意味皮肉な結果かもしれない。

作者によると、櫻野の隠れファンとの事である。

アニメ版では、原作のようにはっきり嫌がってる描写は描かれず、せいぜい困ってる感じであり、蜜柑の周囲の人間でメロメロになるのははアンナと野乃子だけだった。

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