もうこれ以上、憎しみにまかせてその手を汚すのはおやめ
概要
佐倉蜜柑の父親。「無効化」のアリスを持つ。
アリスストーンの色は白と薄い黄色とオレンジ。主要人物達の過去に深く関わっている。
大人になってから、アリスが発覚したため、アリス学園の教職をとってから学園に初めて入った。
だが、教師という立場でありながら頭は非常に悪く、親子ほど年の離れた兄に当たる行平高等部校長も
「なぜアイツが教職試験をパス出来たのかが分からない」と首を傾げるほど。
蜜柑の長所と頭の悪さは、どうやら彼から遺伝されているらしい。
新任時は初等部B組の副担任、後に特力系教師を勤めた。蜜柑の母親の安積柚香とは初対面で梯子に乗っている状態のまま連れ回す、という破天荒な行動が最初の出会いである。
そのため、実は2歳年下の同僚であった神野先生に怒鳴られる、アホ呼ばわりされていた。
久遠寺校長の命で「特別生徒」の担当となり、後の「危険能力系クラス」の礎を作った。その一方で、久遠寺校長を調べ、高等部校長に報告していた。久遠寺校長にその存在とアリスを疎まれ、何度も学園から追い出されかけたが、その度に高等部校長が身を挺して守っていた。
柚香を久遠寺校長の魔の手から救い出した。柚香の想いに気付いているが、当初は恋愛対象として意識していなかったため、彼女の告白を受け入れなかった。その後、柚香に惹かれていることに気付き、一度は教師と生徒という関係ゆえに自制するが、久遠寺校長と柚香の結婚を知り、自分の柚香への想いに気付き、公の場で彼女へ告白し、結ばれる。
蜜柑の「みかん」という名前は彼が考えたもの。
花園会事件の際には、霊となって現れ、蜜柑が再三ペルソナのアリスを受けるのを阻止し、ペルソナの暴走を食い止めた。