宿(やど)とは、宿泊するために建てられた建物や施設のことを指す。
また、どこかの建物や施設に宿泊することも「宿」という。
数日にわたる旅行をするときはたいていお世話になるものである。
ここから派生して、人や動物が普段とどまっている場所(主に建物)のことを表すこともある。
また、江戸時代以降、街に「宿(しゅく)」をつけて読むようになると「宿場町」の略ということにもなり、この場合「旅館街」ということになる。
宿泊施設の分類
旅館業法により、宿泊料を伴って人を宿泊させる施設が定義されており、主に以下の4種に分類される。
例えば、宿の名称に「ホテル」が使われていながら実際は旅館の形態など。
ホテル
洋式の構造及び設備を主とする施設
旅館
和式の構造及び設備を主とする施設
簡易宿所
宿泊する場所が、キッチン、トイレ、シャワールームなどを多人数で共用する構造・設備を主とする施設(下宿を除く)
カプセルホテルやユースホステル、近年増加しているゲストハウスなどがこれに分類される。
基本的に食事が宿泊料金に含まれない。
下宿
一月以上の期間を単位とする宿泊料を設けて、宿泊する施設