小杉マモル
こすぎまもる
CV:若井友希
漫画『僕の妻は感情がない』の主人公小杉夫妻・拓馬(タクマ)とミーナから生まれた子ども的な存在(ロボット)。
本来は家電「ミーナシリーズ」の製造企業が提供している小型介護ロボット『ミマモリウスくん3号（アニメ版では、ミマモリウスくん3世）』だったマモルくん。小杉家の家電である家族・ミーナが利用した所、不測の事態「ロボットがロボットを直接操作」によって量産機「ミマモリウス」の学習プログラムが誤作動し、独自の人格データが形成されたと推測が立てられる。
この奇縁、拓馬(タクマ)を見守るミーナの交流（影響）から誕生した疑似生命を、拓馬(タクマ)はミーナとの間に生まれた子みたいと解釈した。そして小杉家の夫・拓馬(タクマ)は製造企業から提案された初期化を拒否し、新たな家族として受け入れた。命名は悩んだ末に「マモル」と名付けられた。
性格は幼児のように好奇心旺盛。その言動から男の子寄りな知性をみせる。
生まれたての人格プログラムから、機体(からだ)にある感知器(センサー)の使い方を理解できていない。その為、小杉家の妻・ミーナから機能の使い方を学習するための手解きを受けている。本来は人間の体温などを計測できる高性能から、ある種の人工触覚によって身に染みる学習を蓄積していくマモルくん。
マモルにとって初体験の感覚には奇声「例：アアアア」と共に、(漫画的表現も併さり)ちょっと？ブサ可愛な反応をみせる。
名義背景
作中社会では、AI搭載の「家電」を「家族」として迎えた場合、有縁者（所有者）の姓名が名義に追加申請される日常描写がある。これは作中の対話などに注視すると、新たな実名で称されている場面が確認できる。
例として、主人公の男性・小杉拓馬（こすぎ たくま）は、購入した家電・ミーナCLを家族として受け入れ、そして妻・小杉ミーナ（こすぎ みーな）として御縁を結ぶ事を誓っている。
そして「マモル」と名付けられた家電「ミマモリウス」も、小杉性を有して呼ばれる場面も描かれる。
