CV:高垣彩陽
概要
夏休みのある日、野原家にちよめと共に来訪した少年。
ちよめ曰く、しんのすけが生まれた日に赤ん坊の取り違え事件が発生し、この少年がひろしとみさえの本当の子であるとの事である。
礼儀正しいものの、落ち着いているが実際は内面には年相応のわがままを押さえ込んでいる。また、父に尊敬の念を抱くものの、彼と違い屁祖隠家に伝わる『もののけの術』を使えない事を気にしている面もある。本人は「狼」と自称するが、ひろし達からは外見や動作から「リス」だと思われている。
また、忍びの里で幼少期を過ごしていた故か、いくつかの忍術を使える。
なお、屁祖隠家の家の中で過ごしていたので里の人間には存在を知られていたが顔は知られていなかった(劇中の発言から祖父に術を習ったようである)。
突如、野原夫妻の本当の子としてちよめと共に訪れる。話を受け入れられないものの、このままにもできず、ちよめと珍蔵を一晩泊めることにする。しかしちよめは忍びの里を脱走した忍びで夜分に追手の忍者たちが襲撃、彼女、そして珍蔵と勘違いされたしんのすけがさらわれてしまう。
翌日、二人がいないことに気がついた野原夫妻は、しんのすけが持っていたスマホを頼りに行先を追跡、それを追う野原一家に同行して忍びの里へ向かう。
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※ここから先は、映画内におけるネタバレ含む
実はしんのすけと取り違えられたというのは真っ赤な嘘で、実際には忍びの里における地球のおへそを守護するもののけの術の後継者として、その能力に狙いをつけた里の長老から身を守る為に、母親であるちよめと共に野原家で匿ってもらおうとしていた。
しんのすけ達が楽しそうにしているのを見ているうちに今まで貯めていた我慢が爆発し、駄々をこね出し、自身の想いを母にぶつけた。
その後、地球のおへそが抜けた事により大気中に満ちたニントルの影響でもののけの術を使う事に成功して巨大なモモンガを生み出し、しんのすけ達カスカベ防衛隊と世界を救った。
全てが終わった後はニンジャとしてではなく、友人として家族や風子と共にカスカベを訪れ、しんのすけ達と戯れている。