概要
(1934年(昭和9年)4月28日 - 2015年(平成27年)4月1日)。
日本におけるつけ麺の普及に広く貢献し「つけ麺の元祖」や「つけ麺の生みの親」「ラーメンの神様」と呼ばれ広く親しまれた。
親の従兄弟であり、仲が良く「兄貴」と慕っていた坂口正安に勧められ、1951年(昭和26年)4月、一緒にラーメン屋(修行店)に勤め始める。その後修行店から坂口が独立する際に行動を共にし、『大勝軒』(中野店)を立ち上げた。
1961年(昭和36年)6月6日に『東池袋大勝軒』として独立創業(暖簾分け)。「特製もりそば」(つけ麺)を中心に人気を博す店となった。
2005年には病気が悪化したことで厨房に立てなくなったことに加え、時代の流れと東池袋付近の再開発もあり、2007年3月20日をもって閉店。
そののち2008年1月5日、廃業済みの創業店から約100メートル先の場所に『東池袋大勝軒本店』がオープン。公式サイトではこれをもって東池袋大勝軒「復活」としている。山岸自身の指名で2代目店主として飯野敏彦が就いた。
2015年(平成27年)4月1日、心不全のため東京都内の病院で死去。満80歳没(享年82)
余談
弟子になりたい人を拒むことなく受け入れていたため、弟子の数が多く、全国にある「大勝軒」も山岸の弟子または孫弟子たちによる創業である。