概要
1939年10月12日生まれ。出生時の本名は文甲明(ムン・ガムミョン)で、1980年に日本国籍を取得。
日本のボクシング指導者として活動。1991年日本ボクシング連盟理事、1995年-2002年世界アマチュアボクシング連盟常務理事、2010年日本ボクシング連盟副会長を経て2011年から日本ボクシング連盟会長を務め、2012年には終身会長となったが、2018年に辞任した。
「アマチュアボクシング不毛の地」といわれた奈良県を「ボクシング王国」とよばれるまでに引き上げ、同県出身の辻本和正などの五輪代表選手を育成した。しかし、「奈良判定」と呼ばれる奈良県出身者に有利になる、不正なジャッジがあるとされ、メディアに取りざたされた。その影響で2018年に辞任した。その後はバラエティ番組などにポツポツ出演した。
余談だが、話題になった当時、行方不明になった幼児を保護したボランティア・尾畠春夫と年齢が同じ(生年月日も同じ)であるとして比較対象になったことがある。
山根明さんが死去したことが2024年1月31日、関係者の話で分かった。享年84歳。